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トントン
蒼「お嬢、部屋から出てきてくたさい」
『、、、、、、』
蒼「、、、扉の前にご飯置いとくんで食べてください」
ーー赤音ちゃんが亡くなって1ヶ月
私は部屋から出れないでいた
気力が湧かない
こんな事になったのは始めてだ
ヴヴヴ
携帯のバイブ音
見ると真くんからのメールだった
他にも青宗くんや一くん、蘭くんや竜胆くん
未読の状態で何十件も溜まっていた
そろそろ返信しないと余計に心配かけちゃうな、
いや、蘭くんと竜胆くんの場合はキレてるか
真くんの1番最新のメールを開く
真一郎<今日祭り一緒に行かねぇか?>
目を見開く
祭り、
もうそんな時期か、
去年から行きたいと思っていた
今年は真くんと夏祭り!、、、って何度も意気込んで、
でも、今は行きたいと思っていない自分に心底驚いた
携帯を閉じる
今はそんな気分になれないや
プルルルルル
ビクゥ!
携帯が鳴り出した
静かな部屋で携帯の音だけが鳴り響く
真くんから電話、!?
そんな、急に
ポチ
焦った末に間違って押してしまった
あーー
真一郎«もしもし»
『、ッ』
真一郎«、、、A?»
『〜〜ッ、!』
『、、、もしもし』
真一郎«久々に声聞いた»
お前メールの返信しろよなーと茶化す
私が元気ないのを知ってわざと言ってくれてるのだろう
『うん、ごめん』
真一郎«、、、A、さっきのメール見た?»
『うん、、、』
真一郎«じゃあいつもの場所で待ち合わせな»
『え、でも』
真一郎«約束したから。絶対来いよ»
一方的に言って切られた
約束、、、
その言葉使うのはずるいな、
真一郎「お、ちゃんと来たな」
壁にもたれた状態で佇んでいた
『真くんが無理やりこさせたんじゃん』
真一郎「そーだったか?」
白々しい
真一郎が私の目の下に触れた
真一郎「ひでぇ隈。ちゃんと寝てねぇだろ」
しかも少し痩せたか?と言う
『、、、あんまり食べれなくて』
真一郎「よし、じゃあ行くぞ」
手を引かれる
『え、どこに?』
そっちは祭りの場所じゃないよ、?
真一郎「ん?オレん家」
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himamo(プロフ) - モッチーさん» そうですか( ; ; )わざわざお答え頂き、ありがとうございます (2021年8月6日 16時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - himamoさん» コメントありがとうございます!今のところ原作通りで考えています、(;ω;) (2021年8月6日 14時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて、何回も読み直しちゃいます!ところで慎一郎君は原作通りですか…? (2021年8月5日 22時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2021年7月31日 11時