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ピコーン、ピコーン
静かな病室で電子音が響く
墨だらけになった一くんが涙を流しながら椅子に座っていた
目の前には顔に火傷をして包帯を巻いてる青宗くん
赤音ちゃんはーー
青宗｢､､､医者と親が話してるの聞いたんだ。赤音､､､一命は取り留めた､､､って｣
重度の怪我をし、全身に包帯を巻いて静かに横たわっていた
青宗｢赤音の火傷酷すぎてちゃんと治すのに4千万はかかるって､､､｣
一｢4千万､､､｣
拳を握る
青宗｢ウチ､､､家のローンがまだ残ってたくらいで､､､払えるワケないってお袋泣いてて、もう､､､どうしたらいいか､､､｣
『､､､赤音ちゃんのところ行ってくる』
一｢、ッAさ、｣
『ごめん。1人にして欲しい』
2人だって辛いのに､､､自分があまりにも情けなくて、無力で、当たるように出てきてしまった
『私､､､どうしようもないなぁ』
一｢Aさん、泣いてた､､､｣
病室から出ていく時に見えた雫
あれは間違いなく涙だった
一｢､､､オレAさんと約束したんだ。︎︎��︎︎支える︎︎��︎︎って、｣
青宗｢ココ､､､､｣
一｢このままだとAさん壊れちまう。ーー4千万、死んでもオレが作ってやる｣
『赤音ちゃん、』
赤音｢､､､､､､｣
『返事、してよ』
頬に触れる
綺麗な顔が包帯で台無しだなぁ
『ははっ、』
ﾄﾞﾝｯ
壁を殴る
『､､､蒼』
蒼｢､､､はい｣
『お父さん呼べる？』
蒼｢､､､力を貸してくれるとは限りませんよ｣
『それでもやれるだけの事はやる』
蒼｢､､､分かりました｣
颯天｢Aがわざわざ呼び出すなんて初めてじゃねぇか｣
『うん、仕事中ごめん。お願いがあるの』
颯天｢お願いねぇ､､､言ってみろ｣
『私に4千万貸してほしい』
颯天｢､､､理由は？｣
『､､､友達が事故で大怪我した。治すのに4千万いる』
頭を下げる
『お願いします。私に4千万貸してください。どんな事をしてでも絶対に返します！』
お父さんは何も言わない
心臓が嫌な音を立て、冷や汗が流れた
颯天｢ダメだ｣
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himamo(プロフ) - モッチーさん» そうですか（ ; ; ）わざわざお答え頂き、ありがとうございます (2021年8月6日 16時) (
レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - himamoさん» コメントありがとうございます！今のところ原作通りで考えています、(；ω；) (2021年8月6日 14時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて、何回も読み直しちゃいます！ところで慎一郎君は原作通りですか…？ (2021年8月5日 22時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月31日 11時
