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悲痛 ページ15

赤音「Aちゃん!」





学校の帰り道





いつもと同じように帰っていると赤音ちゃんに呼び掛けられた





後ろを振り向くと横には一くんもいる





『2人なの珍しいね。どこか行くの?』





赤音「図書館寄っていこうと思って』





青宗は先帰っちゃったと付け足す





一「Aさんも良かったらどうですか?」





今日は特に予定ないしな、、、





『じゃあ行こっかな』

























赤音「くーかー」





『、、、赤音ちゃん寝ちゃったね』





本を枕にして寝る気満々という感じだ





一「はい、(ハハ、、、自分から誘っといて寝てる、、、)」





『ふふっ寝顔可愛い』





シー、、、ン、、





一「(あれ、これって、、、初めての2人っきり!?赤音さんは寝てるし、)」





暫くAを見つめていた九井が気付く





自覚した途端上手く喋れなくなった





静まり返る





『一くん』





一「は、はい!!」





図書館だというのに大声で返事をする





『シー』





一「あ、すみません(仕草可愛い、、、)」





『出会って結構経つけど2人だけで話すのは初めてだね』





一「、そう、ですね」





ドキ、ドキ、ドキ





一「(あー!!心臓の音うるせぇ!静まれ!!)」





九井は自身の顔が熱くなるのを感じた





一「あの、Aさんにずっと聞きたいことあったんです」





意を決して九井は今度は自分から話しかけた





『ん?』





一「Aさんの好きな人ってどんな人ですか?」





『え、なんで好きな人いること知ってるのか、?』





一「あ、それはその、流れで、、、すみません」





『、、、大丈夫、』





少し恥ずかしいけど





『、、、私より5つも上の人なの』





一「え、」





『だからって歳のせいにするのもあれだけど、その人からは子供扱いばっか』





ほんと嫌になっちゃう





『仕方ないけどね』





一「、、、どうしてですか?」





九井はAの言っている意味が分からなかった





同じ境遇だからこそ分からなかった





自分はAに恋愛対象として見られない事は苦痛だったからだ





仕方ないという言葉だけで済ませれなかった

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 逆ハー , 原作改変あり   
作品ジャンル:アニメ
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himamo(プロフ) - モッチーさん» そうですか( ; ; )わざわざお答え頂き、ありがとうございます (2021年8月6日 16時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - himamoさん» コメントありがとうございます!今のところ原作通りで考えています、(;ω;) (2021年8月6日 14時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて、何回も読み直しちゃいます!ところで慎一郎君は原作通りですか…? (2021年8月5日 22時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年7月31日 11時

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