合縁奇縁

未来 ページ2

中学に上がり1年





私は中学2年生なった





なかなか濃い１年だったな､､､





真くんと喧嘩して、赤音ちゃんや青宗くん、一くんと出会って、





そうそう、蘭くん竜胆くんに喧嘩を吹っかけられたこともあったな





そんな相手と夏祭りを過ごしたとかなかなか肝が座っていると今でも思う





今年こそは真くんと夏祭り！と意気込んでいるとメール音がなった





開くと真新しい制服を着た赤音ちゃんの写真が送られていた





赤音＜制服すごい可愛い！＞





撮影者は青宗くんかな





想像して微笑ましくなる





赤音ちゃんは無事志望校に合格し、卒業した





1年間しか一緒に通えなかったから寂しくないと言えば嘘になるが、いつでも遊べる仲ではあるからそれなりに心は晴れやかだ





｢似合ってる。入学おめでとう｣と送る





『っと急がないと約束の時間に遅れちゃう』





少しばかり小走りで進み出した

























真一郎｢来たかA｣





『うわぁ､､』





今日はいつもの場所ではなく、真くんが経営するというバイク屋に来ていた





思った以上のバイクの量に軽く感動する





『バイクが好きな事は知ってたけど、まさか真くんがバイク屋になるなんてね』





真一郎｢自分の好きな事を仕事にするのが1番だろ｣





カチャカチャとバイクを弄りながら話す





真くんらしい





『それ仕事？』





真一郎｢まさか。流石に始めたばっかの店に修理頼むような奴いねぇよ。これは自分のバイク｣





真くんのバイク､､､





そういえば初めて見るな





2年間一緒にいてもやっぱり知らないことだらけだ





『ここってこうするの？』





真一郎｢お、よく分かったな。正解｣





まさかの合ってた





少しばかり嬉しく思う





真一郎｢っし終わった。じゃあ行くか｣





『？出掛けるの？』





真一郎｢おいおい、何のために呼んだと思ってんだ。ツーリングしようぜ｣ﾆｶｯ



















真一郎｢ほら、メット｣




『､､､ありがとう』




直し終わったバイクで早速出掛ける準備をする





真くんすごく楽しそうだな、





いつもよりテンションが高い





真一郎｢A、後ろ乗れ｣





『え、ちょっと待って､､､どうやって？』





バイクに乗るのは初めてだ





足のかけ方さえ分からない





真一郎｢しゃあねぇな｣




ﾋｮｲ




『！？！？？？！！』

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