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慙愧 ページ10

『はぁ、、、』





今日、私は晴れて中学へ入学した





そのおかげで赤音ちゃんとも再会出来た





それはいい。それは良い事なんだけど、、、





赤音「どうしたの?」





ため息をつく私を心配そうに見つめる





『赤音ちゃん、、、、、、』





赤音ちゃんに泣きつく





『実はまだ謝れてないの、、、』





赤音「えぇ!?」





私の言葉に赤音ちゃんが驚きの声を上げた





赤音ちゃんが驚くのも無理はない





だって、、、





赤音「もう2週間経つんだよ!?」





『うん、、、』





そう。あの日からもう2週間が経つのだ





忙しくて真くんに会えなかったとかではない





寧ろいつも会ってる場所に実際行った





その時真くんは居たし、私が行けば会うことは可能だったんだけど、、、





『うぅ、、、だって怖いんだもん』





真くんのあの時の態度が怖くて言ってるわけではない





嫌われてないか怖いのだ





赤音「Aちゃん」





ガシりと肩を掴まれる





赤音「女は度胸だよ」





、、、、、、、、、





『、、、うん』





この少しの間で赤音ちゃんがどういう人物がある程度分かった





赤音ちゃんは天然な所がある





そんな根性論で本当にいけると思っているのだろうか





赤音「、、、、、、」(キラキラ)





いけると思ってるんだろうなぁ





謎の自信でいっぱいの赤音ちゃんを見てもう一度ため息をついた





























真くん、居るかな





赤音ちゃんに今日こそ会って話し合ってきなさいとお叱りを受け、私は重い足でいつもの場所に来ていた





といってもいつもの場所から10メートル程離れてるけど





いつもなら居る時間





、、、よし





深呼吸を何度かし、意を決して覗き込んだ





ーー居た





真くんはいつも通りそこに佇んでいた





もしかして毎日来てくれてるのかな





自分の都合のいい妄想だとしても嬉しく思った





こんな複雑な状況でなければ喜んで会いに行くのに





あー、どうしよ





私が早く行かないと真くんずっと待つってことになるよね





というかこの2週間そうしてきたのか





更に罪悪感が積もる





ザッ











もう帰るのか真くんが動いた





そりゃそうか





いつもの集合時間より大幅にすぎて、る、、、し、、、





ーーちょっと待って





この場所の出口って、、、、、、





1箇所しかないよね?

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 逆ハー , 原作改変あり   
作品ジャンル:恋愛
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自分(プロフ) - ひえ・・・尊みがつおい・・・・・・更新ペンラ振りながら応援してましゅ・・・(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です!これからも楽しみにしています! (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年7月9日 2時

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