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真一郎｢で、どこから？｣
『いや、どこからっていうか実際抗争してるとこ見てた』
真一郎｢実際見てたぁ！？｣
あまりの驚きにオウム返しになる
真一郎｢おまっ、危ねぇだろ！｣
また体を揺らされる
『だからそれ止めてって！』
落ち着けと脛を蹴る
『真くんって怪我多いでしょ』
真一郎｢お前この状況で話進めんの？｣
蹴られた足を抑え、若干涙目になっている真くんを無視して話し出す
『最初は私の時みたいにまた他の人の喧嘩に勝手に突っ込んで行ったのかなぁってあんま気にならなかったんだけど』
真一郎｢無視する系ね｣
『あまりにも多いから可笑しいなって後をつけたの』
そしたら周りから総長なんて言われて喧嘩してるんだもん
『あの時はびっくりしたなぁ』
真一郎｢��びっくりしたなぁ��じゃねぇよ｣
頬を引っ張られる
『ひゃにすんの(何すんの)』
真一郎｢今後そういうのはやめろって約束しろ｣
頬を引っ張っていた手が離れる
『なんで？』
真一郎｢何でもだ｣
『私強いよ』
真一郎｢､､､､､｣
？
真くんがしゃがみ込む
同じ目線になり、無言で見つめられた
『な、なに？』
思わずドキマギしてそう聞くと、両手首を掴まれた
！？
真一郎｢今お前は馬乗りされています。だから足は使えません｣
『は？』
真一郎｢つまり腕の力だけで抜け出さなければなりません｣
『し、真くん､､､？』
なんか、怖い
いつもより声が低いし
私の言葉無視するし、
真一郎｢オレから抜け出せたら着いてきていいよ｣
じっと見つめられる
やっと真くんが言いたいことが理解出来た
､､､私を試してるんだ
真一郎｢1分やるからやってみろよ｣
59、58、57ーー
急に始まったカウントダウンに焦る
思いっきり力を入れた
『ふ、ッんー！､､､ッ〜！！』
だが抜け出せない
その間真くんは真顔で私を見つめるだけ
怖い、いつもの真くんじゃない
早く、早く離れたい
心臓が嫌な音を立てる
冷や汗が流れた
真一郎｢3、2、1､0｣
0と同時に手をパッと離された
真一郎｢これで分かったろ。お前は女なんだ。いくら強くたって男に抑え込まれたら無理なんだよ。だからーー｣
ポロポロ
真一郎｢えﾞっ｣
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
