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『蒼、アンタのそういうとこ嫌い』
見つめ合って数秒が過ぎる
蒼｢そうですか｣
私は勇気をだして言ってるというのにそうやって普段の会話みたいにあっさりと受け入れる
嫌いと言われてもピクリとも表情を変えないところも嫌い
少しは傷ついた反応しろよバカ
『確かに蒼の言ってる事は間違ってない。寧ろ正しい。でも1つ勘違いしてる』
蒼｢､､､何ですか｣
『今更離れたって無理だよ。もう遅いの』
蒼｢！！｣
『今離れたとしてもどうしようなく辛い』
それほどまでに好きなの
『お願い蒼。私から真くんを取らないで』
蒼が息を飲むのが分かった
蒼｢､､､､｣ﾎﾞｿｯ
『え？』
蒼｢分かりましたよ。けどアイツの事を守る気はさらさらありませからね。最優先はアンタだ｣
聞き返そうと口を開くが蒼の言葉に被られてしまった
『うん。分かってる』
蒼side
『すー､､､』
あの後お父さんが帰るまで居間から離れないと宣言したお嬢は耐えきれず寝てしまった
これはいつもの事だ
颯天さんが何か大きな仕事をした日は心配して寝落ちするまで絶対動かない
たっく、毎回誰が運ぶと思ってんだ
起こさないよう持ち上げる
相変わらず軽い
沢山食うくせして体は細ぇし
どこに栄養行ってんだか
､､､､胸か
これはセクハラ発言だな
これ以上考えるのはよそう
前に考えてたら何故か寝ているのに拳が飛んできた
ホント恐ろしい
自室に着いたためゆっくりと布団に下ろす
A｢ん、そう､､､｣
！､､､起きたか？
『はい』
A｢､､､嫌い｣
イラッ
寝言かよ
てか夢の中でまで嫌いって言ってんじゃねぇ
��蒼、アンタのそういうとこ嫌い��
お嬢に言われたことを思い出す
『本当にオレが傷ついてないと思ってんのか』
人の気も知らないで簡単に言いやがって
ピンと鼻を弾く
そのせいでお嬢が少し唸りながら眉間に皺を寄せた
『フハッ不細工な顔』
お嬢の顔を見つめる
頬にゆっくりと手を伸ばした
『��A��︎︎、オレはお前を家族だと思ったことねぇよ』
お嬢に想われてる
し‐ぼ【思慕】
意味▷ 恋しく思い、慕うこと
→ 身分違いの恋などに使われる
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
