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『ちょっと！何で早く言わないの！』
蒼｢私が気づいた時にはもう佐野真一郎は近付いて来ていましたから。言うのが遅かったですね。蒼、一生の不覚｣
嘘つけ！
絶対楽しんでるだろ！
悪びれもなくシラーと嘘をつく蒼に殺意が湧く
コイツ実は私の事主人だと思ってないな
そうこうしている内にもう目の前まで来てしまった
真一郎｢遠くからお前が見えたから思わず来ちまった｣ﾆｶｯ
ｷｭﾝ
『、ふーん､､､そ、そう』
さっきまでの怒りはどこへやら
真くんと会えた喜びでいっぱいだ
真一郎｢友達か？｣
蒼に視線を移し言う
蒼｢護えーー｣
『家族』
余計なことを言うとした蒼の口を慌てて塞ぐ
真一郎｢お前兄貴いたのか｣
『あー、うん､､まぁね』
家族だと思ってはいるが兄としては見たことがないので微妙な反応をしてしまった
真一郎｢佐野真一郎だ。よろしくな｣
そんな私を気にせず妹にはいつも世話になってると言いながら蒼の肩に手を置いた
ﾍﾞｼｯ
そんなやり取りを見つめていると蒼が躊躇なく真くんの手を叩いた
真くんがポカーンとした表情になる
私はというと声にならない叫び声を上げた
『あー！！その、蒼は人に触られるのが苦手で、その､､､！！』
真一郎｢フハッ｣
『､､､え？』
怒るのではなく笑い出す真くんに目を白黒させる
真一郎｢流石兄妹。初対面の時の反応が全く一緒！｣
笑い続ける真くんに昔のことを思い出す
そういえば私も真くんと初めて会った時手を振り払ったっけ､､､
真一郎｢兄妹揃って警戒心が強ぇな｣
ベシベシと蒼の背中を叩く
蒼も予想と違った反応だったのか困惑した表情をしてされるがままだった
初対面の蒼相手に､､､真くん強い
『ねぇ真くん、もし良かったらこれから一緒に遊びに行かない？』
真一郎｢いいのか？家族水入らずのところ｣
『いいのいいの。ね、蒼』
蒼｢私はあまりーー｣
『ほら蒼も良いって』
蒼｢､､､､､､､､､｣
真一郎｢あー､､､､じゃあ｣
チラチラと蒼の反応を見ながらも頷いた
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
