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｢そこで待ってろよ｣
結局無理やり手を引かれ、ベンチに座らされた
流石に掴まれたら振り解けない
投げ飛ばしても良かったんだけど、バカみたいに初対面に優しくするお人好しに怪我をさせるほど私も非常な人間じゃないから今回は大人しくしておいた
｢たっく､､､女が顔に傷付けんなよ｣
水道で濡らしてきたティッシュを頬にある傷口に当てられる
『､ッ痛いバカ』
思わず手を叩き落した
｢手当てしてやってんだ。少し我慢しろよ｣
『私は必要ないって言った』
｢可愛くねぇな｣
その一言に思わず体が揺れる
聞き慣れた言葉だったがやっぱり気分の良いものではなかった
｢､､､あーー､､､やっぱ今の無し｣
察したのはバツが悪そうに頬をかく
､､､､､､何で会ったばかりの私に罪悪感なんか感じれるんだろ
やっぱ変な奴
『別に良いよ。聞き慣れてるし』
男は私の言葉に意外そうな顔をした
『､､､何？』
｢え、お前可愛くないって言われてんの？｣
『､､､､､､そうだけど』
それがどうしたわけ？
｢へーお前の周りの男は見る目ねぇな。こんな可愛いのに｣
､､､､､､､､､は？
『は？』
あまりの驚きに心の声が漏れた
『可愛い？私が？』
｢？おう｣
『ど、どこが！？』
｢うおっ｣
急に大きな声を出したせいか男が驚きの声を上げだ
『身長は周りの男子より高いし、喧嘩強いし、喧嘩してるせいで毎日傷だらけなんだよ！？あと生意気な性格してるし！！』
こんな私のどこに可愛い要素があるのだろうか
｢ブハッ｣
？？？
吹き出す男に眉を寄せる
｢生意気な性格してるしって､､､自覚あったのかよ！ははっ！｣
腹痛てぇとお腹を抑える
あまりの笑いっぷりにさっき言った自分言葉が恥ずかしくなった
男は｢はー笑った笑った｣と私に視線を戻した
｢お前は可愛いよ｣
もう一度改めて言われた
さっきとは違う羞恥心に襲われる
顔に熱が溜まる感覚がした
｢身長なんて成長すればあっという間に男に抜かされるし、喧嘩強いからって可愛くねぇ理由には何ねぇだろ。カッケェ理由にはなるだろうがな｣
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
