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ど、どうして祭りに、と疑問に思うが真くんが声をかけた人を見た瞬間納得した
男の子と女の子
まだここまで親しくなかった、少なくとも祭りに誘おうなんて思うほど気を許していなかった頃に聞いたことがあった
弟と妹がいると
妹の方は異母兄妹で色々あったみたいだけど、いつもはヤンチャな弟が��兄貴��らしく妹を気遣ってくれたおかげで楽しくやれていると本当に幸せそうに話していたのを覚えている
そんな風に兄弟を大切に思っている真くんが弟と妹と一緒に祭りに来るのは必然だった
『蘭くん、竜胆くん来て』
2人の手を引き、その場から早足で離れる
心臓はドクドクと大きく鳴りっぱなしで、焦っているのが嫌でも分かった
ある程度離れた位置でしゃがむ
蘭｢おい。いきなりなんだよ｣
『真くんがいるの』
思わず声が震えた
竜胆｢は？どれ？｣
キョロキョロと辺りをを見渡す
『バカっ真くんにバレちゃうでしょ！』
振り向く2人を抑える
蘭｢何にそんな焦ってんの？｣
『だ、だって私今Tシャツにジーパンなんだよ？』
｢｢は？｣｣
Aの言葉に意味が分からないと声を上げた
さっきまで｢来てくる必要あった？｣と言っていたのは他でもないAだ
2人がそういう反応をしてしまうの仕方が無い
『真くんが来るって分かってたら浴衣着てきたのに､､､』
｢｢､､､､､｣｣ﾋﾟｸｯ
『ねぇ、私変な所ない？』
髪を弄る
こんな事なら編み込みぐらいしてくれば良かったとため息をつく
祭りの日ぐらいいつもと違う私を見て欲しかった
せめてでも、と前髪を手櫛で解く
『聞いてる？』
｢｢知らねぇ｣｣
えぇ､2人の情緒が分かんない､､､
無言でいる2人にもう一度聞くと不機嫌になっていた
なんで怒ってんの？
蘭｢(��浴衣着てきたのに��って、オレ達にはあんな対応だったくせに)｣
竜胆｢(急に髪なんか気にしやがって)｣
何故か竜胆くんに腕を掴まれる
そのせいで自然と前髪から手が離れ、その間に髪をグシャグシャにされた
『ちょ、！せっかく解いたのに､､､！』
慌てて手を退かす
蘭｢別にアイツに会いに行くわけじゃないんだし整えなくていいだろ｣
行くぞと手を引かれ無理やり立たされる中、後ろを振り向き真くんの顔を映す
来年は、一緒に祭り行けるといいな
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
