邂逅 ページ3
空手に柔道に合気道
小学１年の時から様々な自衛を学んできた
それにプラスアルファ他の子より身長が高かったのもあって周りより喧嘩が強かった
ーーこんな自分が嫌だった
女の子らしくない
可愛くない
皆が私を表す言葉と言えばそれに尽きた
だから貴方に会った時、凄く驚いたのを今でも鮮明に覚えている
｢てめぇら女相手に何やってんだ！｣
怒鳴りながら駆け寄ってきた1人の男が視界に映したのはボコボコにされた男とその中心に立っている1人の女の子
御子柴Aだ
まだ小学生だと言うのに自分よりもタッパがある男をボコボコにするAは誰がどう見ようと異様だった
『、、、誰？』
コテンと首を傾げる姿は愛らしいものだったが、男の胸ぐらを掴んでいる姿のせいでその愛らしさは半減した
｢コイツら男の風上にも置けねぇな｣
自分から近寄って来たというのに平気で無視する男に若干ムカつき眉を寄せる
｢大丈夫だったか？｣
かと思えば肩を急に掴むというデリカシーのなさ
『アンタってモテないでしょ』
｢えﾞっ｣
Aが��モテない��とレッテルを貼るのも無理はなかった
図星だったのか男から情けない声が漏れた
そんな男をほっといて肩に置かれた手を振り払う
『大丈夫って、普通そこに倒れてる奴らに言う言葉じゃない？』
最初からこの男は可笑しかった
｢女相手に何やってんだ｣と突っ込んで来た時はもう既にこの状態だったというのに男共に怒り私を心配していた
この場面を見たら普通男共の方を心配するだろう
｢あ？何言ってんだ。男と女が喧嘩してるとこ見たら誰だって女の方心配すんだろ｣
､､､､､､､､､､､､､､､
『いや、だからボコボコにしたのは私の方なんだよ？』
｢おう｣
『いやおうじゃなくて、』
､､､話通じない系か
面倒くさそうだしさっさと離れよう
｢あっおい待てよ｣
歩き出した足は男のせいで再び止まった
『何？』
｢手当て｣
､､､､､､何だそんなことか
『必要ない』
｢良いから｣
『いいってば』
｢ダメだ｣
｢『､､､､､､､､､､､､』｣
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自分(プロフ) - ひえ･･･尊みがつおい･･････更新ペンラ振りながら応援してましゅ･･･(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (
レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です！これからも楽しみにしています！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月9日 2時
