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当然真くんはこっちに歩いてくる





は、早くここから離れないとーー!





パキ





血の気が引く





恐る恐る足元を見ると小枝を踏んでいる自分の足が見えた





真一郎「、、、A?」





真くんと視線が交わる





ば、バレた!!





猛ダッシュで駆け出した





真一郎「おい!」



















『こ、ここまで来れば、、、』





大分離れることが出来た





『はー、、、危なかった、』





真一郎「、、、、、、」




、、、、、、、、、





『ギャー!!』





真一郎「待てやぁ!!!」





いつの間にか後ろに真くんがいた





今は女の子らしい叫びとか考える暇などある訳もなくまた足を動かす





真くんも私の後ろを追い掛けた





真一郎「2週間音沙汰なしかと思えば目が合った瞬間逃げるとか失礼過ぎじゃねぇか!?」





『だ、だって!!』





真一郎「だってもクソもあるか!!止まれA!!」





『だったら追いかけないでよ!バカ!』





真一郎「お前が逃げるから追い掛けるんだろうが!」





『私も真くんが追い掛けるから逃げるんだよ!』





真一郎「ッ、このっ!」





とうとう手を掴まれてしまった





勢いよく掴まれたせいで体が後ろに傾く





そのまま壁に押し付けられ、真くんが私を逃がさないよう壁に手をついた





『は、離しーー』





真一郎「ッ、悪かった!!」





!!





真一郎「お前を守る為にやったのに返って傷つけちまった」





ごめん、と頭を下げる





汗だく、、、





私の事なんてほっとけばいいのに





こんなになるまで追い掛けて、、、





『、、、私の方こそごめん。真くんが私のために言ってくれてること分かってたのに、』





真一郎「いや、逃げる原因を作ったのはオレだしな。お前は悪くねぇよ」





もう少し違うやり方でお前に教えてやれば良かったと笑う





ーー貴方はどこまでも優しい





『、、、今度から勝手に後付けたりしない。約束する』





真一郎「おう」





『あと真くん、』





真一郎「?なんだ?」





『早く離れてくれると助かるんだけど、、』





真くんが今の状態をしっかり目に移したかと思えば勢いよく離れた





真一郎「、悪い(年端のいかない女に何やってんだオレ、、、)」





『だ、大丈夫』





もう少しで心臓がバグりそうだった





ざん‐き【慙愧】
意味▷自分の見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じること

恋慕→←慙愧



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設定タグ:東京リベンジャーズ , 逆ハー , 原作改変あり   
作品ジャンル:恋愛
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自分(プロフ) - ひえ・・・尊みがつおい・・・・・・更新ペンラ振りながら応援してましゅ・・・(語彙力喪失) (2021年7月20日 3時) (レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - キャラとの出逢いが素敵です!これからも楽しみにしています! (2021年7月12日 15時) (レス) id: 2cda74226e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年7月9日 2時

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