193話 ページ10
真依｢Aさん！｣
駆け寄って来る
『久しぶり』
津美紀や恵は甘えてこないから新鮮だな
抱き上げる
後ろからトコトコと真希も寄ってきた
真希｢来んのが遅せぇよ｣
腰に手を当て言う
口調の割には頬が緩んでいた
ごめんごめんと謝りながら頭を撫でる
『真希は？』
真希｢は？｣
『真依はこうやって抱きついてきたけど､､､真希はどうしたいの？』
抱っこしなくていいの？とニヤニヤ笑う
真希がうぐ、と言葉を詰まらせる
真希｢わ、私も､､､｣
『ん？』
真希｢ッ私も抱き上げろ！｣
『くくっ随分上からだな〜』
ま、真希にしては上出来
抱き上げる
右に真依
左に真希
少し見ない間に成長した？
重くなった気がする
ちゃんとご飯食べさすように言ってて良かった
※直哉に頼んだ
真依｢あ、あのね！私ね、Aさんと遊びたい！｣
きょとん
『僕と？』
力強く頷く真依
『例えば？』
真希｢え、うーん､､､？｣
真依が首を傾げ悩む
真希｢､､､かくれんぼ｣
真依が悩んでいる中、横で真希がボヤいた
真依がパァァァァと顔を明るくさせる
真依｢私もかくれんぼがしたい！｣
思わず吹き出す
真希｢何笑ってんだよ､､､｣
頬を染めこちらを見る
『いや、くっ､､､相応で何より、っ』
真希｢笑うなよっ！｣
さらに頬を赤く染めた
だってかくれんぼしたいなんて可愛らしいじゃん
『､､､9、10、と』
探すか
まさかこの歳になってかくれんぼをするとはな
あの時以来か
※1話
御三家ということあってこの屋敷も広いからな
かくれんぼの鬼なんて普通なら絶望的だけど､､､
ま、僕にかかれば楽勝楽勝
『お』
さっそくだね
視界に特徴的な緑髪
『真希見っけ〜』
真希｢げっ｣
両脇に手を入れ抱き上げる
真希｢早すぎだろ！絶対見てた！｣
『やだなー見てないよ。かくれんぼのいい所は必死に隠れた奴らを正々堂々見つけて悔しがる顔を見る所だしね』
真希｢性格悪っ｣
不貞腐れながら言う
『後は真依だね』
一緒に探そっかと手を繋ぐ
僕の予想だと真依も近くにいると思うんだよね
真希大好き人間だからそんな離れたくないだろうし
『うーん､､､あっちかな』
真希｢何で？｣
『勘』
微妙な顔をする真希
『あ、その顔は疑ってるなー？言っとくけど僕の勘はよく当たるんだからね』
真希｢どーだか｣
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モッチー(プロフ) - レンさん» 早速メッセージして頂きありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2022年2月15日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - またまた、コメントお邪魔します。やっぱりモッチーさんの作品大好きです。応援しています。 (2022年2月15日 15時) (レス) @page46 id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 更新ありがとうございます。大好きです。 (2022年1月23日 18時) (レス) id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年5月16日 4時
