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189話 ページ6

当日ーー


時刻深夜1時


トンネルを見すえる


『うーん､､､いるね』


階級は3級ってとこかな


『じゃ、行ってくるよ』


｢お気を付けて｣


ﾄﾞﾌﾟﾘ


ｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂ､


トンネルに反響して大きく響く


､､､なかなか姿を現さないな


自分が弱いと分かって頭使ってやがる


『たっく、少し知能がついてるザコはこれだから面倒臭いんだよ』


｢きゃ、！｣


！？


聞こえたのは女の子の声


呪霊が化けてる訳では無いとすぐにでも判断出来た理由は聞いたことがあったからだ


『里香ちゃん！？』


｢五条さ、｣


うつ伏せの状態で手を伸ばす里香ちゃんの足には呪霊が巻き付いていた


『チッ！』


すぐさま吹き飛ばし抱える


『なんでここにいる！』


里香｢だ、だって貴方が､､､！！後ろ！！｣


ﾄﾞｫｫｫﾝ


『僕の背後取るなんて100年早いんだよ』


一瞬で塵と化した呪霊


里香｢すごい､､､｣


それを唖然と見つめた


『里香ちゃんなんでここに来た？』


里香｢なんでって、貴方が私を呼んだんじゃない｣


��︎︎僕が呼んだ︎︎��︎︎？


『君に会ったのは1週間前公園に送り届けた時だけだ』


里香｢え、｣


！


『腕見せて』


里香｢、あ、待って！｣


掴み服をめくる


そこには不可解なアザがあった


『これいつから？』


里香｢､､､トンネルに行った時から｣


､､､そういう事か


呪霊の気配が残ってたんじゃない


��︎︎残してたんだ︎︎��︎︎


『里香ちゃん。君は呪霊から逃げきれてなんかいなかった』


里香｢どういう､､､？｣


『お手付きされてる。自分のエサに印つけてんだよ』


どこへ逃げようと必ず呼び寄せれるように


前に触れられたりしなかったか？と聞く


里香｢触られた。すぐに振り払ったけど、｣


『その時だな』


幻覚見せて誘い込むタイプか


､､､胸糞悪ぃ


呪霊如きが僕を真似るなんてよほど死にたいらしい


『来てしまったものはしょうがない。僕から絶対離れないで』


里香｢､うん｣


さてと、


前を見すえる


暗闇の中で何かが蠢いた


ﾋﾞｭﾝ


タコのような触手がAのすぐ隣を通り過ぎる


それは勢いよくトンネルを叩き潰した


ビビって姿も表せない癖に威嚇だけは1丁前だな


『まぁ姿があろうとなかろうと全部吹き飛ばせばいい話だ』


ーー術式反転


【赫】

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モッチー(プロフ) - レンさん» 早速メッセージして頂きありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2022年2月15日 16時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
 レン(プロフ) - またまた、コメントお邪魔します。やっぱりモッチーさんの作品大好きです。応援しています。 (2022年2月15日 15時) (レス) @page46 id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
 レン(プロフ) - 更新ありがとうございます。大好きです。 (2022年1月23日 18時) (レス) id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：モッチー | 作成日時：2021年5月16日 4時

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