207話 ページ24
【未確認の特級。他の呪術師が向かったが対処出来ない。早急にこちらに戻り祓え】
地方の方へ任務に行っていた最中の連絡だった
上層部からの勝手な命令に機嫌が悪くなりながらも足を動かし補助監督に電話をかける
｢もしもし！五条さんですか！？｣
『うん。今どんな状況？』
｢1級呪術師、準1級呪術師、それぞれ２,３人ずつが向かいましたが太刀打ち出来ていません！！！2名死亡！！その他全員重傷です！！｣
『分かった。すぐに向かう。君は任務に当たっている呪術師を全員避難させて』
｢了解です！｣
パタンと携帯を閉じ、Aはその場から消えた
｢五条さん！｣
『全員避難出来た？』
｢そ、それが､､､｣
煮え切らない返事をする補助監督に嫌な予感がした
｢実はまだ庵呪術師がーーー｣
最後まで聞く前に帳の中に駆け込む
見た景色はあまりにも無惨だった
散らばった血
切り落とされた腕
誰かも分からないほどの死体
ーーその中心に立つ歌姫
『歌姫！！』
歌姫｢頭文字、名前､､､？｣
駆け寄ったと同時に傾く身体
倒れる前に受け止めた
歌姫｢良かった、アンタが来たならもう大丈夫ね、、｣
力なく笑う歌姫
『なんでまだ帳の中にいる！』
歌姫｢アンタが来るまで誰かがこの場を守らないとダメでしょ、｣
『そんな心配しなくても僕なら被害が拡大する前に来れた！』
歌姫｢それでも、私は呪術師だから。
その言葉を最後に歌姫は気を失った
､､､何も言えなかった
ここで何かを言ってしまえば、歌姫の気持ちも、ポリシーさえも否定する事になってしまう
｢ｷｬﾊ､｣
､､､あ？
頭上から笑い声が聞こえた
耐えきれないと言わんばかりに口を歪ませ笑っていた
｢ｷｬﾊﾊﾊﾊ！！｣
『おい』
ﾋﾞｸｯ
別段大きい声ではなかった
笑うのを止めろとも言っていない
だが呪霊は止めざる得なかった
『今、歌姫見て笑ったか？』
Aは静かに心火していた
歌姫をゆっくり地面に下ろし呪霊の元へ行く
『歌姫が気絶したのがそんなに面白いか？』
呪霊はその圧に逃げ出したいと思うも1歩も動けないでいた
『敵わない相手に向かっていくのがそんなに滑稽か？』
とうとう呪霊の目の前まで来る
『なぁ、答えろよ』
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モッチー(プロフ) - レンさん» 早速メッセージして頂きありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2022年2月15日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - またまた、コメントお邪魔します。やっぱりモッチーさんの作品大好きです。応援しています。 (2022年2月15日 15時) (レス) @page46 id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 更新ありがとうございます。大好きです。 (2022年1月23日 18時) (レス) id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年5月16日 4時
