197話 ページ14
恵side
｢恵。悪いけど起きて｣
ぼんやりと声が聞こえた
あの人の声
幻聴だろうか
そう思うも期待している自分がいた
うっすら目を開ける
ぼやけてよく見えないがあの人がいた
『ご、じょう、、さん、？』
A｢うん、そうだよ。お薬飲もっか｣
起きれる？と肩に手を回される
Aによって上半身が起き上がる
ああ、熱のせいで都合のいい夢でも見ているのだろうか､､､
じゃないと任務で忙しいあの人がここにいるはずがない
コク、と水と共に薬を飲む
ゆっくりと体を布団に降ろされた
A｢おやすみ。恵｣
もう少しこの幻覚を見ていたいと思うも瞼が下がっていく
『ごじょ、さん､､､ここにいて、』
幻覚だと分かっているからか、熱のせいで思考が低下しているせいか､､､いつもは絶対に言わないわがままを言ってしまった
幻覚の中の五条さんが笑う
A｢うん。ここにいるよ｣
視界が暗くなる中、頭を優しく撫でられた気がした
Aside
『寝たみたいだね』
ゆっくりと頭から手を離す
恵からは規則正しい寝息が聞こえる
もう大丈夫そうだ
『見た感じただの熱だろうから遅くても明後日には完治すると思うよ』
津美紀｢、良かった｣
ホッと胸を撫で下ろす津美紀の頭を撫でる
『ちょっと部屋借りるね』
『僕午後の任務休むから』
｢は！？｣
電話をかけた相手は今日一緒に任務に向かうはずだった補助監督
『大事な用が出来たんだよ。手が離せない』
｢まさか未確認の特級が、！？｣
Aの言葉に戸惑う補助監督
『いや熱』
｢え、(五条さんが熱！？)｣
ポカーンとなる
『あ、言っとくけど僕じゃないよ。子供が』
｢子供！？｣
『いや僕の実子じゃなくてーー､､､』
､､､説明面倒臭いな
『ま、とにかく休むから。先生によろしくー』
｢まーー｣
ボタンを押す
ﾂｰﾂｰﾂｰ
よし
『一件落着』
おまけ
『てかこいつ僕が熱出ない奴だと思ってんの？』
携帯を若干睨みながら言う
僕をなんだと思ってんだ
次会ったら殴ると誓ったAだった
ーーーーーーーーーーーー
〜備考〜
補助監督さんとのやり取り原作の五条さんの性格に近く出来たから満足
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モッチー(プロフ) - レンさん» 早速メッセージして頂きありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2022年2月15日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - またまた、コメントお邪魔します。やっぱりモッチーさんの作品大好きです。応援しています。 (2022年2月15日 15時) (レス) @page46 id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 更新ありがとうございます。大好きです。 (2022年1月23日 18時) (レス) id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年5月16日 4時
