慈しい卌漆 ページ47
愈史郎「建物や人の気配や匂いを隠せるが存在自体は消せるわけではない!人数が増える程痕跡が残り、、、鬼舞辻に見つかる確率も上がる!」
珠世「、、、」
珠世さんが項垂れる
鬼がこれだけ近くに来ていて攻撃されるまで匂いがしなかった
愈史郎さんの血鬼術だったのか、、、
愈史郎「貴方と二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ!大嫌いだ!!許せない!!」
朱紗丸「キャハハッ!何か言うておる!面白いのう、楽しいのう!」
気が高ぶったのかバッと服を一枚脱ぐ
朱紗丸「十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うがいい!!」
『十二鬼月?』
珠世「鬼舞辻直属の配下です!」
瞬間。腕が生え、六本になった
朱紗丸「遊び続けよう。朝になるまで、、、命尽きるまで、、、!!」
ゴウッガガガガ
鞠がまた部屋で暴れ出す
珠世「(ここで私の術を使うと炭治郎さんにもかかってしまう、、、愈史郎も攻撃に転じるには準備が必要、、、このままでは、、、)」
飛んできたたくさんの鞠を斬る
が、
ボコボコ
斬ってしまえば威力は落ちるけど
それでも俺に当たってくる
血の匂いは二種類
鬼は二人いる。匂いで位置も分かってる。だけどーー
ギュゥン
どこにも当たってないのに軌道が変わった!!
鞠を突く
バンバン
珠世さんと愈史郎に鞠が当たる
!!
『、、、っ!』
駄目だ。庇う余裕がない
珠世「私たちは治りますから気にさないで!!」
愈史郎「おい間抜けの鬼狩り!!゙矢印゙を見れば方向が分かるんだよ!矢印を避けろ!!」
『矢印?』
何の話だ、?
愈史郎「たくっ、、、そんなのも見えんのか!゙俺の視覚を貸してやる゙!!そうしたら鞠女の頸くらい斬れるだろう!」
ビッ
愈史郎さんが俺に向かって紙を投げてきた
!?
そのまま俺の額につく
俺の瞳に矢印が映り込む
見えた!!この矢印で鞠の軌道を、、、
動かしていたのか!!
『愈史郎さんありがとう!俺にも矢印見えました!』
愈史郎「ならさっさと倒せ!」
禰豆子が戻ってきた
『禰豆子!外だ!木の上にいる鬼を頼む!』
コクッ
禰豆子が頷く
俺も外に出る
そして鞠鬼を見た
『お前の相手は俺だ!』
朱紗丸「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩り、、、間違いない。あの御方の前へお前を゙連れていこうぞ゙、、、!」
連れていく、、、!?
殺すのではなく!?
朱紗丸「キャハハッ!」
矢印は消えることなく、鞠は俺に向かってくる
禰豆子、まだか、、、?
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眠いちゃん - 神すぎて言う言葉が見つからない……こういう時にカナヲの銅貨かったら便利だろうなぁ… (2023年1月4日 21時) (レス) @page27 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 神綺さん» いえ全然!!わざわざありがとうございます(●´▽`●) (2020年7月24日 16時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - ここもみたはずなのにコメント出来なくてすみませんでした… (2020年7月24日 16時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2020年4月24日 2時