7話 ページ9
イルカがナルトを引きずって教室に戻ってきた。
広い教室の真ん前に放った所で、教室が静かになった。
説教がはじまる。
「明日は忍者学校の卒業試験だぞ!!お前は前回もその前も試験に落ちてる!!」
イルカは今にも鉄拳を落としそうな勢い。
「外でいたずらしてる場合じゃないだろ、バカヤローー!!!」
「はい はい」
対してナルトは聞き飽きたと言わんばかりの呆れ気味な態度だ。
そんなの火に油に決まっている。
ので…
「今日の授業は変化の術の復習テストだ!全員並べーー!!!」
「えぇーーーー!!!」
飛び火もいいところ。
ナルト許すまじ。
ぼん!
「よーしOK!」
皆、復習テストを非難してたのにサクサクと合格していく。
自分もテストはとっくに終わらせて、みんなを眺めていた。
「次!うずまきナルト」
あぁ、ナルトはなんかやらかす気なんだろうな。
そういう顔をしている。
ニヤリとした顔おし、額に葉っぱをくっつけると煙が舞った。
「変化!」
煙が晴れてそこから出てきたのは原作さまさま、全身裸のナルトだった。
ブーーー!!っと自分の鼻血で飛んでくイルカ。
ああ。バカだなぁ。
思わず苦笑いが漏れた。
「ギャハハハ!!名づけておいろけの術ー!!」
自信満々、してやったりと言ったようにナルトは豪快な笑いを見せた。
他の生徒も飛んでったイルカを笑っている。
「……この」
むくりと起き上がったイルカに、みんなビクリとする。
その後も説教が続いたのは言うまでもない。
「勝手にくだらん術を作るなっ!!!
この大バカものーーー!!!」
叫びが響くと同時にイルカがスケベだとも広がった。
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作者名:Roji | 作成日時:2017年9月17日 13時