[NARUTO]兎の夢と戯言 (ページ15)

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13話ページ15

森に入って、俺のやることは一つ。

ナルトを待つこと。

それだけ。

その後少しお喋りしたいと思ってる。

それだけ。

まぁ原作に関わりたい、とは言ったが今まで無理に避けてきたキャラクターと関わりたいってだけだ。

けどやっぱり原作は壊したくないのでミズキとの戦いには参加しない。

ナルトが多重影分身を覚えるまで、少し俺も練習させてもらう。

その後はササッと帰ったふりをして、ミズキ戦を傍観する。

まぁ、あんだけ人生に悩んだが、落ち着いて考えたらやりたいことは数で言うとこれだけだった。

後は時間だ。話せるだけ、一緒にいれるだけで時間は短くても嬉しいじゃないか。

満たされると言えばエゴらしいが、所詮そんなもんだ。

…さて、早めに来てしまったし少し寝ることにしよう。

最低でも、ナルトが巻物をとってこの森に来るまで待とう。

最高のタイミングは特訓中にいーれーてって声かけること。

日が沈むまで、まだ全然時間があった。