私の王子様は、超ドSでした。[ 2 ]

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高尾先輩に連れてこられたのは、運動場。



いや、休み時間にここに足踏み入れたの何年ぶりだ((


もう何ヶ月じゃないからね、“何年”だからね。




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ポンっ




高尾先輩は私の肩を優しく叩いた。




高尾「Aさんが鬼ね！！
僕を捕まえられたら、クレープ奢る！(笑)」



高尾先輩は、走って逃げ始めた。





く、クレープ……？！ しかも奢り？！！



それは、甘いもの好きの私は、頑張るしかない！





A「絶対捕まえますよ〜！！！！」





私はそう呼びかけて、高尾先輩を追いかけ始めた。





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そう、その一部始終が奴に見られているとは思わず＿＿＿。



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