私の王子様は、超ドSでした。

（６） ページ6

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ののか「A！！次移動教室だよ、行こう！」



そうだった、次の授業は

2年生の教室前を通らなきゃ行けない、

理科の授業だった、、。



運良く(?)奴に会わないといいけど、、。





ののか「…A？大丈夫？
ボーッとしてるみたいだったけど…。」


A「……え？！あ、うん！全然！行こ！！」



私は、心の中にあったわずかな期待を

強引に押し殺して、教室を出た。




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そうだよ、私があんな人…。

琥珀……先輩なんて……。




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────────バタンっ！！



A「…ぎゃああっ！！？！」


ののか「Aっ！！大丈夫？！」




私は、“誰か”の足に引っかかって、

勢いよく転んでしまった。


ほんと、私って………






「…ドジだなぁ」






あー、ほらまた。なんか聞こえた。




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琥珀「ったく、人の足に引っかかってんじゃねーよ」




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奴だ────。


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