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階段を駆け上がって、廊下をダッシュして。
行く手がわからぬまま、ひたすら走って。
……うん、どうしよう。
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「…あ、Aさんじゃん。」
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さまよう私に声をかけたのは、
ののかの兄、浅野先輩だった。
A「…あ、浅野先輩……。」
浅野「どうしたの、こんなうろうろして(笑)」
そう言って、笑う顔はののかにそっくり。
さすが、兄妹って感じ。
A「…まあ、ちょっと…。いろいろ。」
浅野「そっかー。僕、今から屋上行くけど、
一緒に行く?太陽にあたると、すっきりするよ。」
浅野先輩に誘われたから、行ってみることにした。
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──────ガチャ
屋上への扉を開けると、
輝かしい太陽が私を照らした。
なんか、まるで、奴みたい。
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こんな時でも、奴のことを考えてしまう私は
もう自分じゃ止められないほどに
奴のことが好きなんだろうか…。
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みかちょ - めっちゃ面白いです! (2019年3月22日 22時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
うゆゆ。(プロフ) - natsumikansummeさん» ありがとうございます!!オリジナルです!! (2018年9月30日 19時) (レス) id: 0681083c4f (このIDを非表示/違反報告)
natsumikansumme(プロフ) - 初めまして!楽しんで読ませていただいてます!この物語はオリジナルですか?それとも漫画からですか?差し支えなければ教えてください! (2018年9月30日 19時) (レス) id: ebc00da66f (このIDを非表示/違反報告)
うゆゆ。(プロフ) - はーちゃんさん» いえいえ!!ありがとうございます<(_ _*)> (2018年9月23日 7時) (レス) id: 0681083c4f (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - うゆゆ。さん» 返信ありがとうございます(^^)分かりました、更新待ってます! (2018年9月23日 1時) (レス) id: 237af81b63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うゆゆ。 | 作成日時:2018年9月3日 18時