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*_ 泰綺 side
いつも通り、校門を出て、
家に向かって歩き出す、帰り道。
何もなさすぎて、なんかつまんないな(笑)
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ん…?あれ、Aとハルじゃん。
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泰綺「……えっ」
俺の目に映る、ハルは
思いっきり地面に倒れた。
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A「────くん!!工藤くんっ!!」
泣きながら、ハルの名前を呼び続けるA。
俺は、数百メートル先の2人の元に駆け寄った。
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泰綺「……A…っ。」
A「泰綺せんぱい……どうしよう、工藤くんがっ…、」
泰綺「救急車呼ぶから、まず深呼吸して落ち着け。」
A「……でもっ、工藤くんっ…。ねえ…。」
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泰綺「……もしもし、救急車を────」
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しばらくして、救急車が到着。
ハルは救急搬送された。
A「……ねえっ、やだ!!工藤くんっ、」
泰綺「…A、落ち着けって。」
名前を呼んでも、抱きしめて止めても、
聞こうとしない、我を忘れたA。
ハルの名前を叫んでは、泣いている。
A「工藤くん死んじゃうの?!やだよ、ねえっ」
泰綺「……A!!!しっかりしろって!」
A「工藤くんを助けてぇっ……!!!」
Aはそう言ったあと、急に意識を失った。
Aの頬には、大粒の涙の跡が残ったまま。
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なな - すごく感動しました…!とっても素晴らしい作品と出逢えました!! (2021年8月12日 12時) (レス) id: 7dd4753f69 (このIDを非表示/違反報告)
紗那(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました…!大好きな人の名前を入れて読みましたが、人柄が似ていて泣けました…!!最高の作品をありがとうございます! (2020年2月16日 0時) (レス) id: a5ce07c098 (このIDを非表示/違反報告)
咲久 - 感動ですっ! 涙出てくるぐらい感動しました。素晴らしい作品をありがとうございます。 この話が読めて、本当に良かったです。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 7ec252dae0 (このIDを非表示/違反報告)
うゆゆ。(プロフ) - 苺さん» そんなふうに言って頂けて、すごく嬉しいです!ありがとうございます!!! (2018年11月23日 19時) (レス) id: 0681083c4f (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 涙が止まりませんでした泣うっかり好きな先輩の名前で設定してしまい、その先輩と小説の先輩がそっくりだったので、ずっと泣いてました。感動です。素晴らしい作品をありがとうございます。わたしもこんなのが書けるようになりたいな!←絶対無理 (2018年11月21日 20時) (レス) id: 26ec7aacd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うゆゆ。 | 作成日時:2018年8月27日 11時