検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:43,117 hit

10 ページ11

気づくと私は外を歩いていた。


『...眠』


とりあえず、学校に向かう


体育館につくと瑠奈がいた


バレーをしよう
ボールを持ったときの懐かしさに涙が出そうになる


「久しぶりだね...」


『っほんと』


もともと、私と瑠奈はバレー部だった。
それも強豪中

まぁ、色々あって辞めたけど



本当に心から辞めたいのかは分からない


『めっちゃ楽しいじゃん』


昔のように、瑠奈が打ってくるのを丁寧に返す。

バレーはしてなかったけど体が覚えている。


スパイクを打ちたい


『トスあげてよ...瑠奈』


「っ私に言うのね」


なんで


瑠奈しかいないのに









___“ばかじゃないの“






言葉は蘇る









ドンッ



『っはぁ』


やっぱり違う


『ごめん』


「ううん。私にあの子みたいなトスはできない」


瑠奈は何も悪くない




誰も何も_____













“私のスパイクのせいで負けた“


“もう、トス呼べないね“


“ありがとう“









“ばかじゃないの“


“あんたのせいじゃない“


“もっと一緒に_____“

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ますくねこ | 作成日時:2018年10月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。