【テニスの王子様】差し伸べられた手【妖怪パロ】 (ページ3)

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出会いページ3

Aside
『はぁはぁ…』

「おいおいどうしたんだぁ？雪女ちゃん？」

『…最、悪…』

本当最悪。なんで、白昼堂々襲われないといけないの…。私そんな光に強くないんだけど…。あぁ、肌が痛い。
とにかく、逃げるが勝ちね。

…ん？

あの前の男…こっちを向いてないか…？
…霊感があるのか。昼間なんかに出歩かないからそんな人間みたことなかったな。
…学生か？

「ゆっきおんなちゃん♪」

げっ……人間を巻き込むのはいけないな…しょうがない、曲がるk((

その瞬間、人間に掴まれた

『！？』

まさか…！妖怪達とグルだったか…！？
逃げなければ…！！

？「動くな。ちょっと静かにしときんしゃい」

私は逃げようと必死だった。
だが、気づいた。

妖怪が私の存在を見つけられてないことに。

「くそっ…どこいきやがった…！？」

そうやって近くにいる私が見えないかのように私を探す妖怪達。
私は驚いて暴れるのをやめていた。

「くそっ…手分けして探すぞ！」

少し経てば、妖怪達は勝手にいなくなった…。

？「これで安心じゃな」

人間が私をはなす。

『なんで…助けたの…』

？「面白そうだったから？」

『どうしてあの妖怪達に私の姿が見えなくなったわけ？』

？「化かすのは俺の得意分野でな」

『…人間じゃ、ないの』

？「おう。妖狐ぜよ」

『…そう。まぁ、助かったわ。ありがとう。』

？「ちょっと待て。」

『…なに？』

？「名前、教えてくれんかの」

『…嫌だ、と言ったら？』

？「つれんのう。助けたんだからそれぐらい教えてくれナリ」

『…A』

仁王「おうそうか。俺は仁王。またな、A」

あれ…またなって言ったか…？あの人…？