【うた☆プリ】冷めない熱で溶かして【神宮寺レン】

＊大集合 ページ5

A「……何急に情けない顔になってるの？あんなくらいで傷心？」

レン「えっ？あぁ、いや……そんなんじゃないさ。ちょっと、昔のことを思い出してた……」

A「目の前に人がいるのに勝手に考え事……いい度胸だよね」

レン「ごめんごめん。寂しかったよね？」


一人昔を思い出していると、Aは不機嫌そうにそう言った。

いけないいけない……
後悔するばっかりで寂しがらせてたんじゃ、彼氏失格だ。

まだ素っ気ないけど、こうして会話ができるようにはなったんだ。
確実に回復はしてる筈。
時間はかかるかもしれないけど、少しずつでも、記憶を取り戻してあげなきゃね。
それが、俺にできる精一杯の償いだから……



ーーーコンコン……


「Aー？いるー？」

「いやいるー？って、いるに決まってんだろ。一応ここAの病室だぞ？」

「わかりませんよ？もしかしたら、お散歩中かもしれませんし……」

「いや、恐らくそれはないだろう。睦月はあまり病室から出たがらないからな」

「いや、そもそも入ってみればわかる話ではないですか？」



この声は……
お揃いでってことかな。



「とりあえずA、入ってもいいかな？」

A「はあ……いいかな？じゃなくて、とっとと入りなよ。うるさいなあ……」


Aのその言葉を合図にドアが開き、見慣れたメンバーが顔を見せた。
学園時代、仲の良かった５人。
そして……



セシル「アナタが、睦月 Aですね？初めまして。愛島 セシルです」


俺達が所属しているグループ、ST☆RISHの新メンバー。セッシー。
ST☆RISH７人、大集合ってわけだ。






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＊どうすれば仲良くなれるか→←＊どうしようもない後悔

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