二人だけの (ページ25)

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跡ページ25

「んっ、はぁ、」

「Aちゃん、可愛いで」

「ん…っあ、」

濱くんは私とするとき必ずと言っていいほど跡をつける

毎回赤く染った跡が気がつけば体全体に付けられていて
私はもう何も思わくなった

「Aちゃんすき、どこにも行かんでな」

首元に顔を埋めて突然弱音を吐く濱くんにも見慣れた

「ずっと俺だけのAちゃんでおって」

行為後シャワーを浴びて付けられた跡を鏡で見つめ跡を指でなぞる

私は今こんなに幸せなのに、愛されてるのに

清水くんとのことを知られたらこの幸せは一瞬でなくなるんだろう

出来ることなら今すぐにでもやり直したくて清水くんを無理やりでも帰らせればよかった

この関係がバレたら濱くんは私の事を死んだような目で見て私を捨てるんだろうと思うと涙が止まらなかった

「やっぱAちゃんすっぴんなると幼くなるよな」

「そうー？」

「うん、かわいい」

私の顔を数秒見つめて私の後頭部をもち激しいキスをした

「もっかいするの？」

「いや？」

「…ううん、やじゃないよ」

どうせバレてしまうのならこのちょっとした間でも濱くんとの愛をもっと感じたい