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ぎゅっと強く目隠しをし、軽く準備体操をする
「なんで急に目隠しを...？」
『折角だし、覇気ってものを教えとこうと思ってね。よーし、ベポ!!来い!!』
「本当に大丈夫？」
『問題なし』
「やれ、ベポ」
『船長、あんた楽しんでるでしょ。言っときますけどあんたも使えるようになんないと後半の海は死にますからね!!?』
むしろ船長が使えなくてどうする
『あ、ベポ。心配しなくても、多分当たらないから全力でやって大丈夫』
「アイ〜〜ッ!!」
ベポの体術は正直すごい
打たれ弱さで隙ができるだけで強い
まぁ、それも全部
当たればの話だ
私はベポの動きを感じ、1つ1つ的確に捌いていく
「アイ〜ヤッ!!」
「す、すげぇ!!」
「ベポが1発も当たらねぇなんて...!!」
「.......あれが」
真横に飛んできたベポの腕を掴み
「アッ!!」
『はっ!!』
そのまま背負い投げる
『.....ふぅ』
目隠しを外し、軽く首を回す
まだ鈍っちゃいない
「A!!お前、すげぇな!!」
『ありがと。今のが覇気の1つ、見聞色の覇気。覇気ってのはまぁ.....誰しもが持つ潜在能力、"気合"と"気配"。今のは気配の方ね』
「もう1つの気合ってのはどういうモンだ？」
『そうですねぇ..."武装色の覇気"と呼ばれるものがそれです。まぁ、これ見てくださいよ』
私は能力で妖刀、葉月を出す
『見ての通り、この刀は黒刀ではありません。ですが.....』
この刀に覇気を纏わせれば
ずずっ...と私の手の方から葉月が黒く、美しく光出した
「刀が、黒く...」
『黒刀の特徴は"硬さ"。そして全ての刀は黒刀に成る。今、この妖刀は黒刀と同じ』
「それが武装色の覇気か...」
『いえ、正確には違いますよ。この覇気は武器に纏わせるとこういう事ができるだけです』
「ん？じゃぁ何が武装色になるんだ？」
『一言に、武装色は鎧です。固い鎧は攻撃力にもなりますし、何より"能力者"に有効な手段なんですよ』
そう言いながら、私は右腕を闇に変化させる
『船長、普通に能力使わずにこの闇の部分斬ってください』
「効かねぇだろ、どうせ」
『効きませんよ』
「お前の闇にゃ物理攻撃は効かない。てめぇが言ったことだ」
『言いましたね。ですがこれ、攻撃当てること可能なんですよ』
無論、覇気が使えなければ無駄な話
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
