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『ベポ!!これでどう!?』
「まだ少し匂う...でも初めて会った時よりマシかな」
『なんで.....!?』
「Aがタバコ吸うとか似合わなそうで逆に似合う」
『シャチ、一昨日の怪我で頭おかしくなった？』
「正常運転!!」
似合わなそうで逆に似合うなんて意味が分からない
この船に乗ってから一切吸っていないのだ
吸うよりも忙しい日々が続いていたせい
『ん〜.....口寂しい...』
「つか、Aの場合はそれだけじゃないんじゃねぇの？」
『どゆこと？』
「"血の残虐者"って異名だし、鉄臭いんじゃね？」
『え.....』
「大量殺人鬼って何となくいつでも血みたいな匂いしそうじゃん？そんな感じ」
「シャチも似たような感じだよ」
「俺も!?」
『血は.....どうしようもないねぇ』
医者である以上、船長は殺人なんて好まないだろうし
ここのクルーも殺すより救う立場なんだろうけど
『私から殺人取ったらただのか弱い女が残るけど？』
「ぶはっ、どこがか弱いんだよ!!」
『笑ってんじゃんないよ』
確かにただのは余計だ
殺人を取るのなら、今まで得た技術や力が消えるという事
だが、覇気は消えない
これは誰しもに秘められた可能性なのだから
それに
『ちゃんと3つ使えるからなぁ.....』
「使えるって、何が？」
『ん〜？覇気。能力者に対抗する術とか、相手の気配を感じ取る力』
「そういや、なんかそんな話してたな」
『一応、私は覇気習得済みだからね。習得まで1年かかったけど』
何だかんだと完璧にコントロールするまで2年
あの2年はある意味地獄だった
「なんかすげぇのな」
『ま、だから船長とペンギンがこの話盗み聞きしてんのも分かっちゃうわけよ。ねぇ、お二人さん？』
「あ、キャプテン」
「本当だ、なんで盗み聞きしてんだよ」
「はは、悪い悪い。なんか楽しそうだったからつい。ね、船長」
「ふざけんな、お前が止めたんだろうが」
『本当は一緒に楽しんでたくせに』
1番得意な見聞色
新世界には見聞色で少し先の未来を見ることができる人もいる
いつか、私もその域に達したい
その為にも、強くならないと
『.....よし。ベポ、まだ航路大丈夫だよね？』
「アイ、大丈夫だよ」
「何すんの？」
『ちょっとした特訓。覇気を伸ばしたくてさ』
シャボンディも近い
師匠に会うまでに、もう少し強くなりたい
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
