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「そりゃ、クルーの大半は潜水艇のメンテナンスできるような奴らだ。改造なんざお手の物だろ」
『私の大切な武器になんて事を...やっぱり終わったら直してもらおっと』
飛距離も伸びた
軽量化もした
普通なら喜ぶところだが
残念ながら、重くなるように改造したんだ
軽くなったら嬉しくない
『闇姫達、動きます。残弾数考えて、的確に相手を射殺してくださいね』
「誰に向かって言ってんだ。あまり砲術に長けちゃいねぇが...その辺の雑魚と一緒にするな」
『えぇ、期待してますよ』
気配が、声が動く
そして
見聞色で分かってはいたが、それでも驚く程の大爆発音
王宮への門を突破するだけのはずなのに
その音と破壊は予想以上だった
流石の船長も顔が引き攣っている
『.......確かにこの作戦じゃ、私と船長前線に置かないでしょうね』
「馬鹿か、あいつら...!!これじゃ本気で賊じゃねぇか」
『少なくとも賊でしょ、私達は』
「どこに自分の国救う為にとんでもない大爆破をする王女がいんだよ」
『あの子くらいでしょうねぇ。案外、派手にやるの大好きなので』
「誰か止めろよ...」
『無理ですよ。それで止まるなら戦略得意なんて言いません』
私達の援護は必要なのか
そう思わせるくらいには、闇姫の起こした爆発は大騒ぎを生んだ
だが、やはり頼まれた仕事はしよう
私はため息を吐きながら拳銃のスコープを覗く
『......最初の狙いは』
「右40度前後、階段上3m」
『指示先に指揮官らしき人を確認』
まずは1発
私の撃った弾は真っ直ぐ狙った人間の頭を撃ち抜いた
「うわ...」
『一船の船長がそんな引いた声出さないでください。海賊でしょ』
「俺は殺人を好まない。見ていて気持ちのいいモンでもねぇ」
『そりゃそうですけど』
「悪いが、俺はてめぇと違って脳天ぶち抜かれる人間なんて気持ち悪ぃとしか思えねぇんだよ」
『私だって嫌ですよ、気持ち悪い。本当は能力で原型留めないくらい爆発させちゃった方がスッキリするんです』
アレはアレで血生臭くて嫌だけど
『あとは上の方で狙ってる相手側の射撃部隊を先回りして壊滅させる』
「あいつらが中へ入ったのを確認次第、俺達も中へ侵入する手筈だ」
『えぇ。内部の奴らを掃除しながら王の首を狙う。闇姫と合流すれば、私も刀が使えますし...できれば先に合流したいですね』
「その為にも......やるぞ」
『アイアイキャプテン』
狙うは、戦力の高い奴らだ
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
