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安心を抱けたのは、ペンギンと別れてから8年後
師匠と出会い、強さの基礎を教わった時
少なくとも、親父達に安心を抱いたのは出会いから3年
私の人生は、警戒の言葉で半分近くが埋め尽くされる
それを教えたのは闇姫で
警戒を最初に解いたのは闇姫だった
『あなたを....."また"失いたくない』
何故か、そう言葉が出てきた
勝手に口が動き、喉が鳴り、言葉が紡がれた
「.......また？」
『...いえ、不思議ですね。船長と会ったことはないはずなのに.....最近、何故かあなたが記憶にいるような.....変な気分ですよ』
「奇遇だな。もしかしたら、昔会ってるのかもしれない」
『ですね。私自身、忘れてる部分もあるし、何より名前を偽ってる。あなたが覚えてないのはそのせいかも』
「あぁ、通りで。お前に似た女は確かに1人覚えてるが.....違うな。あいつはもう死んだ」
『へぇ.....私に似た人はいたんですか』
「似てるとしても雰囲気だけだ。伸ばしっぱなしの前髪で顔なんて見えなかったしな」
お互い、酒に強くても酔いはする
既に酔いは僅かながらに回っていた
「いい人だったよ。一緒にいた男と2人、俺の命を救ってくれた恩人だ。でも、殺された。2人して死ぬなんて、思いもしなかった」
『.....なら、私達クルーはその2人に感謝しないと。あなたに出会えた』
「.........A」
『なんです？』
「.......俺は、恩人2人を殺した男を討ちたい。その為に、俺自身が死ぬとしても」
『.....復讐ですか』
「いや.....ケジメだ」
『そうですか.......』
自分が死んででものケジメ
それは、本当にケジメなのか
私からすれば、ただの逆恨みだ
『.....あなたが死ぬことを、恩人2人は望んでいないでしょうに』
望むはずないんだ
『命をかけたのなら...それは、あなたに生きろと言うサインだったんじゃないですか？』
「.....何が言いたい」
『命を捨てるつもりのケジメなら.....そんなの、あなたがやるべき事じゃない。ケジメだと言うなら、討って尚生きるべきだ』
「.........もし、それがてめぇの力が及ばねぇような敵ならどうする？」
船長の質問に、私は鼻で笑い、酒を喉に流し込んだ
『敵わない。それは死んでやる理由にはなりませんよ。力が及ばないのは当然。及んでしまえば、きっとあなたは耐えられない』
及ばないからこそ、あなたは怒り、恨んでいる
船長の目は、どこか遠くを眺めていた
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
