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『もしもし、Aだけど』
《A!?やっと繋がった!!》
『あ、イッカク？今、どの辺にいる？』
《え、今？今は島に着いたけど...それより無事!?》
『無事じゃなきゃ連絡しません』
宿で電伝虫を借り、かけてみればすんなり繋がった
そして、出たのはイッカク
私の記憶が正しければイッカクは凍らされた1人だ
声を聞く限り、元気なのは間違いない
『凍った人、全員無事？』
《そりゃ、キャプテンが診てくれてんだから元気に決まってるよ!!まぁ、流石にできるだけ安静にしろとは言われたけどさ》
『そう。で、船長はどこに？』
《島を散策。ほら、半数以上安静状態だからキャプテンも行かないと人数的に問題みたいで》
『そっか.....ねぇ、なんて名前の島？』
《ちょっと待って。えっと....."アーグ島"みたいな名前》
聞き覚えのない島
そういえば、私のいるこの島の名前は何なのか
聞きそびれていた
その時
「一泊頼む」
聞き覚えのある、低い声
思わず声のした方を振り返ると
『船長!!?』
見慣れた長身
見慣れたパーカー
見慣れた帽子
刀から感じる微かな妖気
間違いなく船長
船長はこちらに気づいていない
『イッカク.....多分、私が避難した島とあんたらの着いた島同じだわ』
《そうなの!?それはビックリしたけど、でも良かったよ。なんとか合流できそうで》
『あはは、うん、そうだね』
驚きで心臓がバクバクとうるさい
私は電伝虫を切り、受け付けにいる船長に声をかけた
『ここ、めちゃくちゃ安くないですか？船長』
「A...!!?なんでお前が...」
『ちょ、声カッスカス。あ、すみません。同じ部屋でお願いします』
そう受け付けの人に声をかけ、船長の腕を引く
『色々と怒られることやったのは百も承知なので.....とりあえず部屋で。私もお願いあるし』
「怒られる自覚はあるのか」
『ありますねぇ。これとか』
そう言って空いてる方の手で1枚の紙を船長の前でヒラヒラさせる
私のビブルカード
『船長が見つけてればの話ですけど.....ちょっと普通じゃない人のカードの話もありますしね』
「あぁ.....聞きたいことが色々とある。洗いざらい話してもらうぞ」
『答えられる範囲であれば』
どこまで昔に遡ればいいのか
遡りすぎれば隠す隠さない以前に分からなくなってしまう
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
