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『え...？』
「2000年前、僕達はA達と同じように生きていた。"アクアクの実"は僕達の魂が憑依した悪魔の実なんだ」
それからの闇姫の話は到底信じられるものではなかった
闇姫は王女で
血桜はスラムに住んでいた殺人鬼で
国を変えるために、国王を殺した
まるで物語
誰が信じられるんだ
『.....もし、それが本当なら.......この島に来ることが、2人の魂が悪魔の実に残り続けた理由なの？』
「一応な。この島自体は...来たことあるぜ？だが、俺達は"気づかなかった"。いや、気づきようがなかったんだ」
「国の名前も、島の名前も、全部変わっちゃってたから.....」
『なら、なんで今回気づいたの？』
「.......街で、1つの伝説が残されてたから。僕も、よくは分からない」
1つの伝説
闇姫達と結びつく何か
ただ事じゃない
『.....驚いたけど、分かった。少なくとも私は街に行かないといけないし、私が色々と情報集めるよ。2人は戻って』
「ごめん.....A.....」
『気にしないで。私達は家族みたいなもんでしょ？』
「.....悪ぃな」
すっと2人を戻し、街へ向かう
移動している間、2人の声は一切聞こえなかった
街はそれなりに活気づいていて
思っていたよりずっと平和だった
『伝説ねぇ.....』
情報を集めるにしても、どうするか
まずは服
この格好は目立つ
『闇姫、確かこの前のお祭りの時のお金あったよね？』
そう聞けば、闇姫は無言で私の手から1つの財布を落とした
『.......ありがと』
やはり、元気はないか
中には2万ベリー
何とかなるだろう
私はその辺の服屋に足を運んだ
「いらっしゃい」
『すみません、2万ベリーで買える服を一式』
「2万？お姉さん若いのに稼いでるんだねぇ」
『そうですか？』
服屋のおばさんは怪訝そうに私を見ながら、青いワンピースとサンダルを渡してきた
「そうさ。この島で2万も服に使う人なんていやしないよ」
『.....この島、活気づいてるのに変な話ですね』
「あぁ、お姉さん余所者かい？そりゃ、嫌な時期に来たもんだね。この島は今、古臭い伝説に取り憑かれているんだよ」
『伝説？』
「"2000年の時を経て、再びこの島に厄災が降りかかる。起こすは闇の王女の亡霊なり。"ってね」
闇の王女の亡霊
それは、つまり
闇姫が、厄災の元
『おばさん、詳しく聞かせてくれませんか？』
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ゆみ - わたしりあるにハート海賊団だいすきですきやぷてんがすき/// (2021年10月3日 19時) (
レス) @page2 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - こんにちは！リンドウさん。亜樹姫です、今妹のスマホ借りてます。いつも楽しませてもらってます！更新はゆっくりで良いので、無理しないでくださいね。頑張ってください、応援してます！ (2019年8月28日 16時) (レス) id: 8272aee984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年8月22日 22時
