〜42〜 ページ42
『もう最悪.....私が何したってのさ』
「俺、ちょっとビックリしすぎてなんて言っていいか分かんねぇよ」
『前の写真なら私だってバレないような手配書だったんだけど....."シエル"って知らない？』
「そりゃ、名前は知ってるよ。結構残忍な女海賊.........え、嘘だろ」
『わぁ、私って残忍なんだ』
笑えない
だからマルコが1人で無駄に敵船飛び込むなって怒ってたのか
「シエルって、姉さんだったの...？」
『まぁ、そうだね。私だけはシエルの名前引き継いでるから...』
「引き継ぐって.....どういう事だよ」
『少し特別な名前だからさ、シエルって。ペンギンと私は確かに血の繋がりはあるけど、シエルの名前だけは違う。血筋とは関係ない名前だから』
「関係ないって...」
『とにかくヤバい。名前なんてどうでもいいじゃない、問題は.....』
私の懸賞金が上がって、挙句の果てに私の姿がバッチリ世間に晒されること
『何より、船長より部下の方が懸賞金高いなんて...!!』
「あ、そっちか」
親父達の所にいた時は私より上の首なんて何人もいたから気にならなかったが
前半の海で3億超える海賊は相当ヤバい
「まぁ、名前は今関係ないにして.....すげぇな、こりゃ。船長でさえ2億なのに」
『そこが問題だって言ってんの』
「"最悪の世代"で3億超えてんのなんてあのユースタス・"キャプテン"・キッドと"麦わら"のルフィだけ」
『上がるのは嬉しいけど、理由が分からない...私が何をしたっての』
「どうやら、2日前の夜が原因らしいな」
『船長、いつの間に...』
甲板に放りっぱなしだった新聞を眺めている船長が私達にそう告げた
2日前の、夜
『私は何も』
「あぁ、お前じゃない。だが....."体"はお前だった」
『体.....』
「A。今回の件、どうやらこの島の海軍が関わっているらしい」
『.......それって』
「ダートはもちろん、前に聞いた"もう1人"も繋がってるはずだ」
『.......血桜の大暴れと場所が悪かったと』
「そう考えるのが妥当だな」
ダートが海軍と
なら、必然的にあいつも
"ネッサ"も繋がってる
私はなんとも言えない気持ちで拳を握った
その時だった
「船長!!大変です!!」
「どうした」
「シャチの奴が、海軍に捕まった!!!」
私はその報告で頭が真っ白になり
刀を握って船から飛び出した
「戻れ、A!!」
船長
それは、無理な話でしょ
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亜樹姫 - よろしくお願いします！無理しないでくださいね〜！ (2019年8月19日 10時) (
レス) id: db4dc0a001 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 亜樹姫さん» わぁ、ありがとうございます！別ジャンルですけど、今後もよろしくお願いします！ (2019年8月17日 18時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫(プロフ) - こんばんは。ノエルこと亜樹姫です！“やる気ゼロ”シリーズも応援していますが、こちらの作品ももちろん応援させてもらいます！更新はリンドウさんのペースで。無理しないでくださいね！頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 21時) (レス) id: db4dc0a001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年5月6日 22時
