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『船長、1つ忠告しておきますね』
私は自分の手配書を破いた
こんな紙切れは脅しにもなりはしない
『私には、あんたの船を沈める力がある。弟の身に何かあった時は.....覚悟しておいてくださいよ。身を寄せる場所くらいあるんです』
「.....信用されてねぇのか」
『.....いえ、信用しているからこその忠告です。私には弟と、闇姫と血桜がいればそれでいい』
ピリピリとした空気
だんだんと私は馬鹿らしくなってきた
『何が起きたのか、私は分かってません。だから船長の言いたいことが何かもあんまし伝わってないんですわ』
私の目的を聞いて何がしたかったのか
流石にそこまでは分からない
『流れで私が賞金首だってこと言っちゃったし、これから面倒なことになりそう.....』
「まさかお前が俺より上の首だとはな」
『別に首に興味はないので。あぁ、でも、麦わらのルフィには興味ありますね。世界政府に喧嘩売った男』
「あれはイカれてる話だったが...確かに興味はある」
『あと2つ先くらいでシャボンディ諸島.....もしかしたら会えたりして』
「2つ先？」
『グランドライン逆行の話はしましたよね。私、一応"新世界"行ってる身なのでシャボンディ諸島も何度か行ってますよ』
「新世界.......後半の海か...」
『聞きます？新世界の話』
「いや、興味はあるが今はいい。そういうのは今後の楽しみにしておくモンだろ」
『ご最も』
まぁ、話せるほど詳しくもないのが現実
船長は破かれた私の手配書の切れ端を拾った
「にしても、随分と酷い異名だな」
『懸賞金ついた時の仲間にも言われましたよ。1番大笑いしてたのはサッチだったっけ.....』
「サッチって.....」
『あ』
手で口を抑えたが時既に遅し
参ったな、普通に口を滑らせた
「お前のいた、昔の海賊団ってのは.....」
『.....恐らくご名答、"白ひげ海賊団"です』
「新世界に行っていたからそれなりに名のある海賊だとは思ったが.....四皇だったとは...身を寄せる場所ってのはそこか」
『いつでも帰ってこいって言われてるんで。あそこも、家族ですから。私は本当の家族との再会の為に親父の船を降りただけです』
親父の船は、かなり居心地が良かった
周りの強さにしごかれて、武装色も見聞色も鍛えられた
『親父達が、私を強くしてくれた.....大好きな場所です』
「.....そうか」
『まぁ、これからはハートの海賊団として生きていくんですけどね』
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亜樹姫 - よろしくお願いします！無理しないでくださいね〜！ (2019年8月19日 10時) (
レス) id: db4dc0a001 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 亜樹姫さん» わぁ、ありがとうございます！別ジャンルですけど、今後もよろしくお願いします！ (2019年8月17日 18時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫(プロフ) - こんばんは。ノエルこと亜樹姫です！“やる気ゼロ”シリーズも応援していますが、こちらの作品ももちろん応援させてもらいます！更新はリンドウさんのペースで。無理しないでくださいね！頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 21時) (レス) id: db4dc0a001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2019年5月6日 22時
