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「俺じゃあAに釣り合ってないって事?」
頭上からポツリと言葉が降ってきた。
その言葉は、胸元に当たってる耳に
振動で伝えてくる。
「ちがう。
釣り合ってないのは私。
こういう考え方、望さんが嫌がるってわかってるけど。
でも…」
もう一度ため息をつかれて、
顔を覗きこまれた。
「Aさん、抱いて欲しい。言うたよね」
顔にかかってしまった髪の毛を
そっと払って耳にかけてくれる。
「ん…」
「じゃあ、
今日は俺の好きなように抱かせてや。
釣り合っても釣りあわんくても別にええよ。
俺がどれだけAん事好きなのかを
Aがわかってくれるならそれでええ。
俺が、どれだけおぼれてるかわからせたるよ」
言うが早いか、唇を重ねて押し倒された。
「の、のん…。待っ…」
「待たんよ。
黙って…」
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しー、ゆー(プロフ) - ゆりさん» ゆりさん 嬉しいコメントをありがとうございます。もう少しだけおつきあいください^ ^ (2017年8月27日 0時) (レス) id: baec1c7f8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 更新楽しみにしていたのでとても嬉しいです! (2017年8月26日 20時) (レス) id: 9da5fd777e (このIDを非表示/違反報告)
しー、ゆー。(プロフ) - 有香さん 楽しみと言っていただけてすごく嬉しいです。ありがとうございます^ ^ (2017年7月2日 22時) (レス) id: c50709b394 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - この作品とっても好きです!更新楽しみにしています。 (2017年7月2日 19時) (レス) id: 9da5fd777e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しー、ゆー。 | 作成日時:2017年5月21日 17時