ごめん。正直めっちゃ好き。【stpr】【紫】【完結】

き。 ページ10

彼(ななもり)side


俺には大切な子がいる
その子は人間ではないだが俺にとってはとても大切だ





数日前……俺がライブから帰って来たらクローゼットの中に隠れてその上俺のシャツを着ていた
もう、その時のかわいさといったら…………




あの子のかわいいところならいっぱいあるんだ



他の子を見てたらすぐ拗ねるところ




不機嫌のときも嬉しさを照れ隠しするときも全部かわいいし



あの子の手はとてもぷにぷにで癒やされる



数えだしたらきりがない


だから俺の生きる世界を君で埋めたい



君といつまで一緒にいられるか分からないけれど



「今だから改めていうね、









これからもずっと俺の隣にいてね









約束だよ」



我ながらいつも君に話しかけるなんてかわいいことをするな、なんて思う




そう言うと君は嬉しさからなのか顔を真っ赤にさせた
そのかわいさにこっちも顔が赤くなるのを隠しながら君の返事を待った



『___』



！！………君の笑顔は世界一だよ

俺がかわいいなぁというと君は照れ隠しするようにこう言ったんだ
ふわふわのほっぺを肉球で隠しながらね









『ニャン！』

君のしなやかな尻尾が嬉しそうに揺れた









end

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