ごめん。正直めっちゃ好き。【stpr】【紫】【完結】 (ページ9)

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好ページ9

「ねぇねぇ、見て見て！」

あ～ん事件から数日後の今日
午後3時の今は私達には睡魔が襲ってくる時間帯だ
そんな時突然彼が話かけてきた

なんだろう、そう思って重たい瞼を持ち上げそっと彼の方を見る

彼の手にしているスマホには曲のタイトルが書かれていた

ふーん？結構良さそうな感じだな

見た目は彼が後ろ向きに花束を持ちピースをしている画像

「これはね俺の新しい曲なんだけど、なななんと！実は君のための曲なんだよ〜！」

ふぅ〜！と子供さながらに騒ぐ彼

『いや、え？』

どういうこと？私のための曲？

「とりあえず聴いてみようか！」

曲の再生ボタンをポチっと押す彼

〜♪
(曲を聴いています)

「いや〜どうだった！？やっぱりね歌詞もいいけどMV撮るときが楽しかったな〜！」

んー、かわいい感じもあってそれでも、リズミカルなのもあって良いと思う

いいんじゃない？そんな意味を込めて彼にニコっと笑いかけると彼は顔を赤くした
そして何かを決めたのか真剣な表情をしてこちらを向く

「今だから改めていうね、

これからもずっと俺の隣にいてね

約束だよ」

『！！！』

突然そんなことを言われてビックリする
しょうがないなぁ、彼は私がいないとなんにもできないんだから

私は精一杯の笑顔を彼に向けた

『うん！』