第2話 ページ3
「ちょ、僕放送してくる〜」
『おー』
うわ、イヤホンどこいったっけ
まじイヤホンねぇと兄ちゃんの放送聞けねぇよ。
え?みんなもそう思うでしょ?
そして兄の放送が始まる。
今日もハイテンションだなぁ〜
あ!思い出した!!
イヤホン兄ちゃんの部屋だ!!
放送中だけど大丈夫だよね。
静かに入れば。
放送中はあんまり入ってこないでねって言われてるけどまぁいいだろう。
私は物音ひとつ立てずそろーりと兄の部屋に入る。
『あ、イヤホンあった。』
小声で言ったものの兄には聞こえてたらしくこちらを振り返った。
【あーごめん、僕ちょっとトイレやばい!!】
【もれるもれる!!】
そう兄はいい、こちらに向かってきた。
「はぁ?お前何してんの?」
『え、イヤホン。』
「そんなんあとでいいじゃん(#゚Д゚)」
『早く放送戻りなよ〜大きい方だと思われるよ〜』
「うるせぇよw」
そういい兄は放送に戻って行った。
【いやーまじ危なかったわ】
コメント欄にはおかえりなさい!と流れていた。
じゃなくて、イヤホン早く取ろ。
そうイヤホンを取ろうとしたとき、
ガシャン!!!!!
【えっなに!?!?】
『え、やば…』
棚の板が外れたのだ。
私がとっさに支えたおかげで床には落ちなかった。
が、これ私が離したらヤバいやつ。
え、これ兄ちゃんの大事な機材だよね?!
落としたやばいやつだよね?
身長153cmのチビが精一杯背伸びをして棚の板を支える。
(ころんくんどうしたの?!)
(大丈夫?)
心配のコメントが流れる。
私は必死にこくこくとうなずき兄に大丈夫と知らせる。
兄が心配そうに見つめるが何とか口パクで「大丈夫だよ」と伝える。
【いやぁ〜ごめん〜、机にある本めっちゃ落としたわ〜w】
(可愛い〜)
(ちゃんと片付けよ〜w)
ダメだよ兄ちゃん放送終わるなんて。
まだ30分しかしてないでしょ。
あと2時間くらい余裕で耐えれるから。
あのころんが放送すぐ終わるとか最悪ってことになっちゃダメだよ。
そう心の中で思うも私にも限界が近づいてくる。
やっと30分。
あと1時間か長い(´•̥̥̥д•̥̥̥`̀๑)
その時インターホンがなったのだ。
【お?なんだなんだ?Amazonかぁ〜??】
『はぁ…?あま、ぞん?ふ…ざけんな、よ?』
なんでこんな時に来るんだよぉぉお!!!
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里香 - シェフさとみにおまかせあれ😏 (2022年3月6日 17時) (レス) @page14 id: c4d8ec2d2f (このIDを非表示/違反報告)
みるくぱん - とても面白かったです!ななジェルが尊い! (2021年5月4日 0時) (レス) id: 46bf3a179a (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)ゆっくりで大丈夫ですのでこれからも応援してます(* ´ ▽ ` *)ノ (2021年4月16日 19時) (レス) id: b90b10892b (このIDを非表示/違反報告)
Riko(プロフ) - 更新頑張れぇ!私の推しは、赤色ワンワンです! (2021年2月1日 22時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - イェーイ(頭おかしい)とても好きですあっあと好きです大好きです付き合いま(おい 続き待ってます (2021年1月8日 0時) (レス) id: 9623cf07ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおゆき | 作成日時:2020年3月18日 16時