44話 ページ15
次の日、私は悠馬くんを放課後教室に呼び出した
最後に教室を出て行ったカエデちゃんは、頑張ってね。と言ってくれて
自然と勇気が出てくる
きっと今なら自分の気持ちを言える気がして、私はゆっくりと開けられたドアに息を飲んだ
『悠馬、くん…』
「話したいことがあるって言ってたけど何かあった…？」
やっぱりだめだ
本人を目の前にすると、直前まで考えていた話の内容なんて全部吹っ飛んでしまって
どく、どく、と心臓の音が大きくなる
『あ、のね…その………』
「うん…？」
『や、やっぱりなんでもない。か、帰ろっか…！』
やっぱり私には無理だよ…
そう言いながら、私は鞄を手に教室を出ようとした
でも、悠馬君はそれを許してはくれなくて
「…A。言いたいことがあるなら、ちゃんと俺に教えて？」
『っ………やだ』
「どうして…？」
『だって悠馬くん、きっと私のこと嫌いになっちゃうもん…！！』
そう言って、ぎゅっと手を握ると、悠馬くんは優しく私の手を両手で包んでくれた
「大丈夫。俺はAが悪い子じゃないって知ってるから。…だから、教えて？」
ゆっくりと顔を上げて、彼の方を見てみると
ふわり、優しい顔をしていてすごく安心した
きっと、大丈夫。
私は自分にそう言い聞かせると、ゆっくりと口を開いた
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Bell(プロフ) - すずなっぱさん» ありがとうございます！掛け持ちしすぎてるので、なかなか新作は書けないかもしれませんが(私が馬鹿みたいにぽんぽん作ったせいだけど)…頑張りますね( ;∀;)応援してくださってすごく嬉しいです(*´▽｀*) (2016年12月20日 16時) (
レス) id: 1fb40f419f (このIDを非表示/違反報告)
すずなっぱ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 2人とも可愛かったです！ これからもがんばってください！ (2016年12月14日 20時) (レス) id: cf643eae37 (このIDを非表示/違反報告)
Bell(プロフ) - 翡翠さん» かっこいい名前だ！素敵…！！いやいや、私の場合お花畑っていうかアニメ知識に占領されてますから(笑)おお！やる気を出せたのなら良かったです(●´ω｀●)私も11月の頭にテストあるので、お互い頑張りましょう(｀・ω・´) (2016年10月17日 23時) (レス) id: f411b14251 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - Bellさん» 漬物ババァです！名前変えました。テストの応援ですか！？私は頭が絶望的でほんとにお花畑なんですけど…諦めてノー勉で挑もうと思ってました(笑) Bellさんに応援してもらったのでやる気出ました(◎▽◎)ありがとうございます！！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: eb8bf995c4 (このIDを非表示/違反報告)
Bell(プロフ) - 漬物ババァさん» ありがとうございます！もうほんとに漬物ババァさんにはいろいろな作品でコメントを頂いて、すごく励みになってます(*´▽｀*)テストなんですか！自分を信じて頑張れー！！ (2016年10月16日 19時) (レス) id: f411b14251 (このIDを非表示/違反報告)
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