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ミシェルとお買いもの2 ページ3

ミシェルside

朝からAが僕の家にやってきた

用件を聞くと僕と一緒に街に行きたいらしい…

行ってもいいのだが、というかAとなら呼ばれてなくても行きたいぐらいだ(

でも、街は人が多いし…などと迷っていると、

貴「あっ、嫌ならいいの…ピエールとかを誘うから…」

ピエールを誘う!?

僕の知らない間にピエールとAが仲良くなるなんて…

僕は行くことにした。

父「ミシェル、行ってやりなさい。A様も困っているだろう…」

Aが来ているのを聞きつけたのか、あの父親がやってきた。

今行こうと思ってたのに…

これで行ったら嫌々じゃないか…

ミ「行く…A行こう…」

あの父親の顔なんてみたくもない…

そう思っているうちに僕は早足で歩いてしまっていたらしく

手をつないでいたAが引っ張られていることに気付き、

ミ「ごめん…」

貴「ミシェルはやさしいねっ(ニコッ」

優しい…僕が…?

ミ「別にみんなに優しくしてる訳じゃない…Aだから…」

あ、もしかして声に出てた…??!!

でも、Aはしょんぼりしている。

なんでだろう…?

………………視線を感じる

貴「ねえ、ミシェル。私、最近ミシェルの家に来るとすごい視線を感じるんだけど…」

Aも同じように思っていたらしい

絶対、シャルロットだ…

ミ「あ、ああ…視線ね…気のせいじゃないか…」

Aを心配させないように気のせいだと思わせておこう

ミ「早く行こう」

貴「あ、うんっミシェルの家の門の前に馬車を待たせているの!」

早くこの家から立ち去りたい…

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作者名:丸太。 | 作成日時:2016年6月2日 0時

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