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『『キャーーーーー!!!♡♡♡』』
いつもの朝。
我社のLDH株式会社のエントランスには
目をハートにしている女の人の姿が。
むしろもう、毎朝恒例行事になってきている
と言っても過言ではないくらい。
『はぁ…。』
もはや、私の睡眠妨害されている感覚
言葉にならない代わりに出たため息と共に
会社へ足を進めた
いつもの守衛さんに笑顔を送り
いつもの受付嬢3人さんにも笑顔を送る
その中のひとりが、あっ!っと立ち上がり
私に向かって手招きをした
『おはよ〜。今日は可愛い可愛い受付嬢なのね?』
「あれあれ?もしや僻み?僻みなのか??」
なんて言いながら私の方を両手の人差し指で
ツンツンつついてくる女の子は柏原 優香
まあ、私の友達?いや、腐れ縁?
一応保育園からずっと同じ。
「あ、そうだ!今日午後はソッチだからね」
『あ〜。そうなの?せいぜい可愛い受付嬢頑張って♪』
そう言って、私はエントランスから離れた
ここで軽く紹介しておくね
主人公 鹿嶋 A 25歳
アッシュグレーのロングヘアー
幼少期からモテにモテた人生だが彼氏は5年いない
口が悪い時があるが基本優香以外営業スタイル
そして基本的に塩対応
LDH株式会社
一言で言うと、芸能事務所
それも体育会系のね
その中の事務全般一任されている。
アーティストさんへのスケジュールを
作成して配布することも仕事だったり
『百面相〜』
そんな声が後ろから聞こえて振り返る前に
わたしの肩にズシリと重い”何か”が乗っかった
このツーンとする匂いで”何か”がわかる
同じ部署のイケメンフェロモンぷんぷんさせて
仕事だけはよくできる”大嫌いな”登坂先輩
『なんですか?登坂さん。私に用ですか?』
臣『んと、塩対応だよな〜。』
『いや、貴方もそういうキャラでしょ』
臣『お前以外の女の前では、な?』
そう言って、私の肩に回した手に力を入れて
180°回転させた登坂
『急いでるんですけど?』
臣『ふっ。ほんとかわいいやつ。』
そう言い私の頭を乱暴に撫でて去っていった
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作者名:ちゃむ | 作成日時:2017年6月15日 0時