今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:201 hit
小｜中｜大
0章/テーブルに並べる。 ページ3
あるところに、可愛らしい魔法使いの女の子がいました。
お気に入りの鳩のポシェットを肩から提げて、箒に股がって宇宙をぐんぐん進みます。
女の子はポシェットから白い手持ち式望遠鏡を取り出してキョロキョロと何かを探しています。
おや、どうやら周りの星より一段輝く星を見つけたようです。
お星様の形をした、不思議なパワーを秘めた惑星。
どうやら女の子はこの惑星を目標にしたようです。
「わぁ…近くで見たらもっと綺麗!」
キラキラしてて、不思議な力を感じる。
ポカポカしてて、お天道様みたいな…そんな不思議な力。
「この星なら美味しいお菓子、食べれるかな…!」
そんな期待を胸にあちきはお星様に向かった。
ぶわっ
と芝生が風に煽られる。
地面から低い所に停めた箒から降りて、周りを見回す。
「とっても素敵〜!お空も青くて空気も美味しい!あちきここに住みたいなぁ…!」
お花の匂いがふわりと風に乗せられ届けられる。
自然ってとってもステキ!
…でも、住まうには勿体ないかも。このままが1番ステキだなぁ…
きゅるる…
それにお腹も空いてきちゃった…!
もう一度望遠鏡で周りを見渡してみる。
「ん〜………おっ?あれ…森がある!森なら何か食べ物があるかも!」
望遠鏡をカチリと縮めてポシェットに戻し、あちきは走って森に向かった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水殿 | 作成日時：2022年8月20日 8時
