これは女の戦いです�� ページ16
「Aちゃん、すごいわ！運動神経いいのね！」
天使のような笑顔を向けながらやって来た晴子にAの気持ちが和む。
「Aちゃんもバスケ部に入ればいいのに……んっ？」
晴子がAの頭越しに何かを見る。
『ん？どうしたの？』
Aが晴子の見ている方向を見やる。
「桜木くんだわ…」
晴子がくすっと笑いながら花道達に手を振った。
「洋平！！！」
Aの目は、女子の体育をニヤニヤしながら見学している桜木軍団を捉えた。
「Aのやつ、手加減なしだな〜」
先程のサッカーの様子を見ていた洋平が苦笑いで言った。
「おっ！花道！晴子ちゃん、こっち見て手振ってるぞ！
振り返してみろよ！」
高宮が花道にそう言い、花道はドキドキしながら晴子に手を振る。
「ん…？なんかAもこっち見てねぇか…？」
洋平が冷や汗を浮かべながら言った。
「んん…？たしかに見てるな………って！！
全力で走ってきよるー！！！
」
大楠が真っ青になりながら叫ぶ。
『なにのぞいてんだ、この変態軍団―！！』
Aはその勢いで後ろから洋平に飛びつき、洋平の両目を手で隠す。
「うわぁ！！」
『女子のブルマ見てニヤニヤしてんじゃねぇー！！』
「ほらな！やはりAの制裁をくらうのは洋平だ！」
花道とｅｔｃ軍団が笑いながらその光景を見守る。
「わ、悪かったって…！A、勘弁っ…！」
洋平が背中にへばりついているAに懸命に謝る。
『まったく…あたしは洋平にこの４人みたいに変態化してもらいたくないわけですよ！』
Aがようやく洋平の背中から降りて、ため息をつきながら言った。
「「「「どういう意味だA―！！！」」」」
「こらぁーーー！！
貴様ら何をやっとるかぁ！！！」
ギャーギャー言い合いをしていたAと桜木軍団のもとへ体育教師が怒鳴りながら向かってきている。
「やべぇ！逃げるぞ！」
ｅｔｃ軍団が１番に走り出す。
晴子さん……と名残惜しく見ていた花道も、体育教師から逃げるべく走り出す。
「A！逃げるぞ！」
洋平に手をつかまれ、ひっぱられるA。
『えぇ！あたしも！？』
何が何だかわからないまま、逃げるAと桜木軍団であったー
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優璃 - 続きを〜くだーさーい！！読んでてこっちがドキドキしましたよー！最高でした！頑張れる範囲でいいので，更新頑張ってください！！ (2023年3月6日 18時) (
レス) @page50 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 続きが見たいです！！ (2023年1月29日 20時) (レス) @page50 id: 627429266e (このIDを非表示/違反報告)
赤推し(プロフ) - コメント失礼します。間違っていたら申し訳ないのですが、別サイトにてこの作品を投稿していらっしゃいませんでしたか？昔、見ていた時に水戸洋平のお話で1番好きだったのでもしそうなのであればまた見られて本当に嬉しいです！ (2022年6月8日 18時) (レス) @page25 id: fe2459d9d5 (このIDを非表示/違反報告)
あずん(プロフ) - Blue164023さん» コメントありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ありません(>_<)洋平連載を楽しんで頂けて、とても嬉しいです！(^^)今、続編を準備中ですので、少しでも早く上げられるように頑張ります！ありがとうございます(^^)☆ (2021年3月8日 10時) (レス) id: d3e85a270f (このIDを非表示/違反報告)
Blue164023(プロフ) - コメント失礼します。水戸洋平のお話少ないのでとっても楽しく読ませてもらってます！続きが気になってしょうがないです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年2月16日 18時) (レス) id: 10afd4b72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずん | 作成日時：2020年9月1日 9時
