浅い友情�� ページ48
『洋……平………！』
「Aちゃん！？」
突然膝から崩れ落ちて泣き出したAを見て、晴子は動揺しながらもすぐさまAに駆け寄った。
(洋平に嫌われたらあたし…
これからどうしたらいいか分からない…)
声を上げて泣くAを見て、晴子も何かあったのだと察した。
するとバスケ部が休憩に入ったようでガヤガヤと中から数人出てきた。
そして泣いているAを見て皆固まる。
「A！？」
「桜木君…！
Aちゃんが…、Aちゃんが…！」
うずくまっているAを見つけた花道はすぐさまAに駆け寄り、顔を覗き込む。
宮城達、あの流川でさえも心配そうな表情でAを見つめていた。
「A、どうしたんだ…
洋平は？一緒じゃないのか？」
『……花道、花道ぃ…！』
洋平と聞くとまたもやひどく泣き出し、花道に縋り付くように抱きついてきたAを見て花道は洋平と何かあったのだと察した。
『あたし…っ、洋平に嫌われちゃったらもう…生きていけないよー…！』
「大丈夫だ…洋平がAのこと嫌うなんてあるわけない。」
花道はあえて何も聞かずにただAの背中を落ち着くまでずっと優しくさすっていた。
(洋平が誰かにとられたらって思うといつもこわかった…
でもずっと一緒にいたからそんなことあるわけないってどこかで思ってたんだ
それがあの子達の嘘ひとつで壊れるほどー
こんなに簡単に壊れるほど
あたし達の友情は浅かったのかな……)
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あずん(プロフ) - ダダン巻きさん» コメントありがとうございます！そして洋平連載を読んで頂きありがとうございます！！楽しんで読んでもらえて、とても嬉しいです！(^^)３バカの扱いは今後も雑になってく予定です（笑）これからも更新頑張りますので、読んで頂けると嬉しいです(≧∀≦) (2020年9月1日 8時) (
レス) id: d3e85a270f (このIDを非表示/違反報告)
ダダン巻き(プロフ) - コメント失礼します！楽しく読ませてもらっております！洋平くんがイケメン…そして3バカの扱い方凄く好きですw更新頑張ってください！応援しております！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 04fb927f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずん | 作成日時：2020年8月27日 13時
