となりのあの子�� ページ32
結局朝は洋平と話す機会がなかった。
キーンコーンカーンコーン
「ふわぁ〜…ねむ…。」
大きくあくびをする洋平。
そのときー
ポンッと誰かが洋平の肩を叩いた。
「んっ？」
洋平が振り向くとそこには眉間に深く皺を寄せたAが立っていた。
『おう、こら洋平。
ちょっと面かせや。』
「どこの不良だお前は。」
『ツッコミなんぞいらんのじゃぁぁぁぁ！！
とりあえず花道の席まで来いっ！！』
「一体何事だよ…
悪い予感しかしねぇよ」
そして花道の席まで連行された洋平。
一体何事だと頭に？マークを浮かべて問いかける。
「なんだよ、一体。」
『洋平くん。
朝は花道の机に集まる。
これは暗黙の了解だと思っていたのだが？』
「は…？」
「(俺の机に集まるというのはそんなに重要なことだったのか…！
さすが天才……！！)」
「たしかに朝はいっつも花道の机に来てるけど、今日は高橋さんと話してたからな。」
『「高橋さん…？？」』
「お前らな〜…
もうそろそろクラスメイトの名前くらい覚えろよな…。
特にA。お前は一応女の子なんだから。」
『一応ってなんだよ一応って。
あたしまだ洋平と花道しか覚えてない。』
「そんなの知ってて当たり前だ……はぁ…」
「俺も洋平とAしか覚えてないぞっ？」
「花道とAは同類ってことだな…。」
『ちょっと待てぇぇいっ！花道と一緒にすんなやぁぁぁ！！
あたしはここまでアホではないっ！！』
「何だとAこらぁーっ！！
この天才を前にしてアホとはなんだっ！」
『えっ、天才っ？！
どこどこっ？！？』
「ここだ、ここっ！」
『どこどこ？！』
「こーこーだー！！」
２人のやりとりは延々と続く
そんな２人を見て額に手を当て、ため息を吐く洋平。
「(まさに同類……。)」
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あずん(プロフ) - ダダン巻きさん» コメントありがとうございます！そして洋平連載を読んで頂きありがとうございます！！楽しんで読んでもらえて、とても嬉しいです！(^^)３バカの扱いは今後も雑になってく予定です（笑）これからも更新頑張りますので、読んで頂けると嬉しいです(≧∀≦) (2020年9月1日 8時) (
レス) id: d3e85a270f (このIDを非表示/違反報告)
ダダン巻き(プロフ) - コメント失礼します！楽しく読ませてもらっております！洋平くんがイケメン…そして3バカの扱い方凄く好きですw更新頑張ってください！応援しております！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 04fb927f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずん | 作成日時：2020年8月27日 13時
