ライバル激突！花道vs流川�� ページ19
教室へと戻ってきたA。
『あっ！洋平！！』
「おうA。
わりぃな。寝坊しちまった。」
片眉を下げて笑う洋平。
『洋平があたしより来るの遅いなんてまさかまた遅くまでバイトしてたんじゃないの？』
「そのまさか。
夜中までのバイトで疲れちまってさー。」
笑いながら言う洋平を心配そうに見つめるA。
いつだって頑張り過ぎる洋平を心配せずにはいられない。
『洋平、身体壊しちゃうよ…？』
「これくらい大したことないって！
ありがとな、心配してくれて。」
ポンポンと頭を叩きながら笑う洋平。
ほんとずるい。
『べ、別に心配とかしてないしっ！』
「ははっ、今後身体には気をつけるようにする。」
『だっ、だーかーらーっ！心配とかじゃないって！』
照れ隠しにそっぽを向くA。
本当は心配で堪らないなんて意地っ張り故言えるわけがなかった。
一つ溜息をついて、自分の席に向かおうとしたA。
そんな時、視界にか入ったものを見て絶句してしまった。
『は、花道……っ？？』
そこには
生気を失ったような花道がーー
この落ち込みようはこれまでのベスト３に入る程何か衝撃的なことがあったはずだ。
少し前まで幸せいっぱいだった花道に一体何があったのか。
『花道！
どどどどうしたの…？』
「A……、
聞かないでやってくれ…。」
事情を知っている様子の洋平が涙をこらえながら言った。
『あのー……洋平さんっ？あたしも一応花道の友達として何があったかはやっぱり気になるというか……。』
「実はな……。」
花道の方を哀しそうに見ながら説明する洋平。
『う、うん……。
(洋平まで何でそんな哀しそうなわけ…？)』
「花道のやつ……、
失恋したんだ……晴子ちゃんに……。」
洋平から詳しく話を聞いたA。
花道達の中で、晴子は流川と付き合っているのではないかという疑惑が出、それを確かめるべく本人に聞きに行ったという。
そして花道は知ってしまった
晴子が中学時代から流川に片想いしているということをー。
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あずん(プロフ) - ダダン巻きさん» コメントありがとうございます！そして洋平連載を読んで頂きありがとうございます！！楽しんで読んでもらえて、とても嬉しいです！(^^)３バカの扱いは今後も雑になってく予定です（笑）これからも更新頑張りますので、読んで頂けると嬉しいです(≧∀≦) (2020年9月1日 8時) (
レス) id: d3e85a270f (このIDを非表示/違反報告)
ダダン巻き(プロフ) - コメント失礼します！楽しく読ませてもらっております！洋平くんがイケメン…そして3バカの扱い方凄く好きですw更新頑張ってください！応援しております！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 04fb927f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずん | 作成日時：2020年8月27日 13時
