*世界で1番キミがすき* (ページ10)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:5,129 hit

○１０ページ10

気づいたら体育座りで泣いていた

私、泣いてばっかじゃん、

ガチャ

ああ、タイミング悪い

大毅きちゃったよ

こんな顔見られたくない、

「上がったで～」

チラッと見ると上半身裸の大毅。

バカ。/

私が体育座りで動かないでいると

「ん、どしたん

あ、服？今着るな、ごめん」

いや、違う、

それもそうだけど、、

「もう上着たで？

どしたん、泣いてるん、？」

『グスッ』

「やっぱりやん、

どうしたん？話し、聞くで、？」

ああ、ほら優しい

そういうとこだよ、

こんなんじゃダメだよね、私

『ううん、心配させてごめんね、

でも、大丈夫だから。ありがとう』

無理やり涙を拭いて

顔が見えないように

下ろした髪の毛で下を向きながら隠す。

『お風呂、入ってくるね、』

「待ってや、、

Aはいつも通り笑っててや、。

何があったんかは知らんけど

Aが笑ってないとなんていうか

俺、調子狂うから、」

少し震えた声でそう言うから

『そう言ってくれてありがとう(^ ^)』

できる限りの作り笑顔を大毅に向けた