*世界で1番キミがすき* (ページ12)

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いくら嫌なことがあっても

いくら来てほしくないと願っても

月曜日というものは必ずやってきて。

あ、1時間目美術じゃん。

そう思いながらも，ももかと移動する。

美術は出席番号順だから大毅とはもちろん隣で。

私ともう1人の女子。大毅ともう1人の男子。の4人グループ。

今日はのこぎりを使って図工するって言ってたよね先生。月曜の1時間目からめんどくさ。

そう思って隣を見ると大毅もめんどくさそう。

先生が順調に説明をして

では木をさっそく切ってみてください！

って言ってきて、

うー。のこぎりとか苦手( ; ; )

てか不器用、。笑

なーんて心の中で思ってたら

大「Aの木どこ、」

『こ、れだとけど』

大「切ったるわ、」

『え、？なんで、』

大「A昔っから不器用やろ、
のこぎりで怪我でもしたら一応女子なんやしあかんやろ」

そんなことを言ってくれる大毅に

どきどきしっぱなし。はーほんといつからなんだろ

大「ほれ、できたで！」

『ありがと！』

こういうとこも好きだな～～

なんて考えてたら

木貸して～や～ってもう1人の女子の木も切ってあげてる大毅。

女子も嬉しそうだし大毅も笑顔で話してる

私と話すときこんなに笑顔で話す？ってくらいに。

胸がチクチクする。

ものすごくチクチクする。

痛いよ、いたい。