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か細い声 ページ3
なぜか会社のノリでコンパに行くことになった。
私は別に今男が欲しいわけじゃないから断ろうかと思っていたのだけれど、どうやらビョンベッキョンくんが断れなかったようだ。
少しそれが面白かったので私も見ることにした。
なるべく男達とはかかわらないようにしよう。まぁ、無理な話なのだが。
今は居酒屋。
大人数が机に並んで男と女で列で別けられている。
私の向かいはビョンベッキョン。まぁそうなるように仕向けたのがこの私なのだが。
お酒がぐびぐびと進む中私は飲まない。
そして向かいの彼も飲まない。
周りのコンパ共は酒の餌食になり爆睡する者も居れば、パパッとホテルに向かった者。
いい人が見つからなかったのか、そそくさと家へ帰った者。
今意識がちゃんとあるのは私と向かいのビョンベッキョンだけである。
BH｢………………飲まなくていいんですか。｣
今確かにか細い声でそう聞こえた。
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作者名：もがの | 作成日時：2017年1月19日 22時
